朝陽が照らす輝き【赤】 (ページ37)

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待合わせページ37

ドキドキ…。

あかん…、やっぱり緊張する…。

落ち着こうにも、心臓は早まるばかり。

濵田さん、今日は17時までバイトなんやって。

その後、用事があるらしいけど、
バイト終わりの束の間に会ってくれることに。

この後、きっと誕生日パーティーとかあるんやろな。

淳太からは、皮肉混じりの応援のLINEがあった。

俺は「何やねん」ってスマホに言って、
それをポケットにしまい、濵田さんを待った。

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・

17時過ぎ

A「お疲れ様です、大毅さん。

すみません、お待たせしてしまって。」

大「あ、ええんですよ。俺も、今来たとこやし…。」

なんて、しゃれたことを言ってみる。

ほんまは1時間程前からここにおるけど。

早く濵田さんに会いたかったのかな…？

早く来たって、バイト終わっとらんのになぁ？(笑)

A「そうですか？

大毅さん、用事って何ですか？」

大「あ、その…。

用事って言うのは…。」

行け！行くんや、俺。

大「こ、これ渡したくて…。」