作戦会議 ページ30
淳「なぁしげ、告白せぇへんの?」
大「こ、告白!?」
え、嘘やん。昨日会ったばかりやで?
いくら何でも早すぎひん?
智「しげ!善は急げやでっ!!
気持ちを伝えない限りは進まへんで?」
大「そ、そう言われましても…。」
神ちゃんは何故かこのことに前のめり。
でも…。
何もかも初めてやし、告白のタイミングがわからへん…。
すると、淳太は思い出したかのように、
「なぁ、しげ。」とテーブル向かいの俺に顔を近づけた。
淳「しげ、ええことあるで?
明後日、彼女誕生日や。
着替えるしげを待ってる間にポロっと言ってたわ。」
智「おお!その子の誕生日に告白か。
ええタイミングやんっ!
誕生日プレゼントを添えてさ。」
大「えぇ…。だ、大丈夫かな…。
彼女が萎えちゃう誕生日にならへん?」
淳「しげと楽しそうに話してたやん。
たとえダメでも、そんなことはならんと思うで?」
大「それ、ダメ前提で話しとらん?」
淳「いーや?
まずは気持ち伝えてみないとわからんやろ?」
大「お、おん…。
ちょっと、勇気出してみよかな?」
淳・智「「その意気や、しげ!!」」
大「いった!!が、頑張ってみるわ…。」
2人同時に肩を叩かれ、
持ってたビールがこぼれかけたけど…
俺、重岡大毅。
一世一代、大勝負に出ますっ!!
明日、仕事終わりにプレゼント買いに行こうかな…?
智「あ、そういや、
俺ん家の住人の1人も明後日誕生日や。
プレゼント何にしよ?」
大「おー、それはお祝いせなな。
それって望?流星?」
智「ううん、別の子。
昨日の前夜祭には来れなかった子やねん。」
大「ふーん。」
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