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買い物？ ページ20
大「ここは…？
もしかして淳太のビル？」
淳「そやで。
最近、
俺の会社が半年前にオープンしたアパレルショップ。」
大「ほぉ〜。要は洋服屋やろ？
やっぱ、財閥の坊ちゃんはやることちゃいますなぁ〜。」
淳「アパレル関係に初参入やからな。
日々、奮闘中。」
大「あっそ。」
俺の休日に呼び出したんは淳太。
淳太は
この服屋の商業展開で忙しかったらしくて、
なかなか会えんかったけど、やっと落ち着いたらしく、
昨日同様、
俺のオフを知ってかまた連れだしたってわけか。
今日は何で俺を呼び出したんやろ？
淳「今回な、従業員の働きぶりを見たくて。
1人やとなぁって思って、しげを呼んだわけ。」
大「それって、覆面なんちゃら？
おもろそうやん！受けた！！」
淳「しげなら、受けてくれると思ったわ。
ほな、行こうか。」
大「おんっ！！」
やったぁ！
正直、服には無頓着やけど、
その案件なら、喜んでやったるわ！
その後、
覆面なんちゃらの報酬で何か奢ってもらえるやろし。
夜のご飯代浮く〜。
いぇーい！！
と、呑気に思ってた俺。
後に、淳太のこの誘いが、
思わぬ展開を呼ぶことを、まだ知らなかった。
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