仰天お祝 ページ13
照史のお店には
いっぱいの瓦礫…
やなくて。
ク「うわぁ、きれいやなぁ、おとーちゃんっ！！」
照「え…？」
あたりにはいっぱいの紙吹雪。
あの淳太が持つ大砲から出してん。てか、バズーカか？
そして…
淳「照史、新装開店おめでとう！！」
大「おめでと〜〜！」
そう言って、俺は『ドッキリ大成功』…
やなくて、
『祝 開店』と言うプレートを出した。
大「へへーん。
照史にサプライズや！淳太と一緒に考えてん。」
淳太はやったなって言うように俺の肩を持つ。
そして淳太はさっきとは打って変わって
ムカつくくらい上品で、
かつ少し少年のような笑顔を浮かべて、
種明かしをしてくれた。
淳「照史、驚かせてごめんな？
今回、相方のパーティーを盛大に盛り上げるために、
しげと手を組んでん。
しげの思いつきやで？」
大「感謝しぃや？」
照「なーにをえら…偉そうに……。」
淳太がそう言ったと同時に、
お店のお隣さんの方から拍手喝采が起こった。
大「あひゃひゃ！！
それにしても青ざめてる照史、見応えあったわぁ！」
照「え、ええ。な、なんや2人とも…。
みんなぁ……。」
淳「え？ちょ、ちょっと照史？」
くぅに言われて見てみると、
確かに照史は目にいっぱい涙を溜めてこちらを見ていた。
嫌だったのか？
淳太困っとるやん。
でもまぁ、どうせあれやろ？
照「淳太くん、しげ、ありがとう〜！
みんなもありがとう！！
大好きやぁ！！！」
淳「ふぎゃ！く、苦しい…。」
やっぱりな。
淳太は代表して、
親方の張り手に付き合わされましたとさ。
(訳 : 照史に抱きつかれましたとさ)
ク「おとーちゃん？
ぱーてぃーたのちいのに、なんでエンエンちとるん？」
大「くぅ？これは嬉しい時のエンエンや。
嬉しい時でも、おめめからお水さん出てくるんやで？」
ク「しょーなんやっ！！」
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