余裕綽々 ページ11
照史side
照「しげ！？
な、なんでここに…。
てか、なんで、うさぎの格好しとんねん！」
大「えー、今日うさぎ亭開店の前夜祭やからっ！」
照「えっ？なんで今日が前夜祭なんて知ってるん？」
大「ふふふ…。何でやろね？」
うっ…。なんか嫌な予感…。
しげ、絶対に何かやらかすな…。
てかしげ、なんちゅう格好や。
( ＊紹介RAPの時のしげのイメージ)
ク「ちげや〜！ちげ、うしゃぎしゃん！！」
大「あは〜、くぅ♡
そうやで〜、うしゃぎしゃんやで〜♡♡」
そう言って、クミを抱き上げた。
うわぁ、微笑ましいけど、何されるかわからんコンビ…。
大「はっ！それより、助けてや照史！！
今回ふっかけたいたずらが淳太の逆鱗に触れてん！
いつも追っかけ回しても追いつかんからって、
リムジンで追っかけてくるねんっ！」
照「しげの自業自得ちゃうん？
てか、どういうこと？
状況が掴めないんやけど？？」
こいつ何言ってるん？
と思ったら、不思議そうにこちらを見てた
お隣さんたちに自己紹介を律儀にしとるし。
大「うわぁ、こりゃすごい！ご馳走やん！
食べてええの？」
終いには、俺が作ったご馳走に目をキラキラさせとるし。
お前ほんまいくつなん？
てか、淳太の逆鱗に触れたんよな？
にしては余裕で楽しそうにしとるのは気のせい？
？「しげ、今回はほんま許さんからな！！
俺の財力を駆使してお前を狩ってやる…。」
そんな思いも束の間、
急に勢いよく、店の扉が開いたと思ったら…。
入り口には、仁王立ちしてる…
照「じ、じゅじゅ淳太！？
どうしたん？」
相方の俺でも見たことがない、怖い形相で睨んでいた。
あ、もちろん睨む対象はしげやと思うけど…。
ク「あっ！じゅんたくんや〜♪」
照「ちょっとクミ。これは見たらあかん。」
ク「え〜！」
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