箱推しなので箱ごと守ろうと思う 参【鬼滅の刃】

佰肆 ページ4

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『もぐもぐ……うまぁぁぁ…………』


し「…Aさん、まだ食べ終えてないのに新しい食べ物を買うのはやめてください！」


カ「あら、私はいっぱい食べるAさんを見るの、大好きよ？」


し「そういうことを言ってるんじゃなくて…！……はぁ…もう」


『もぐもぐ………ん？どうしたんだい、しのぶちゃん、悩み事かい？』


し「…………もういいです。ちゃんと着いてきてくださいよ」


『わかっているよ！…あむっ…………うまい……』


し「………はぁぁ……」


カ「ふふふっ」






あれからお菓子やら何やらを抱えながら、食べながら街を巡り、雑貨屋などに立ち寄る時は食べ物の持ち込みはお断りされたので私だけ入口付近でぼさっと立ち、食べながら姉妹が出てくるのを待ってたりで色々と楽しんだ。



そして今言った事によって私が食べ物屋にしか行っていないことがバレた。





勿論めちゃくちゃ声掛けられたよ。生活に支障をきたすレベルだった。めちゃくちゃ無視したけど。

次回は私が男装した方がいいかもしれない。マジで。








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『今日はありがとう。とても楽しかったよ』


し「…こちらこそです」


カ「屋敷まで送ってもらっちゃって…ありがとうございます」


『いいえ、遅くなってしまったからね。また遊んでおくれ』


カ「もちろんです！」


し「帰り道、気を付けてくださいね」


『うん、ありがとう。それじゃあ、またね』






大量のお菓子やらのお土産をまとめた袋を担ぎながら、帰路に向かった。




うふふふふ楽しかったなぁ〜〜今度は蜜璃ちゃんもいれて四人でお泊まり会とかしたいなぁ〜まだ知り合ってもないけど！








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『ただいま帰ったよ』


無「あ、おかえり」




屋敷に着くと、ほとんどの人が食堂代わりの部屋に集まっていた。

うちの屋敷はみんなでご飯食べるんだよ。いいでしょ。


小芭内は人が多い所では食べたがらないけどね。





『今から夕餉かい？』


無「そうだよ」


有「…うわぁ、また随分と買ったな…」


『そうかい？今日は少し抑えたつもりだが…』


小「そうだな、いつもよりは少ない方だ」


『あ、小芭内、ただいま』


小「……おかえり。貸せ、持つ」


『あぁ、ありがとうね。とろろ昆布も買ってあるから、後で見てごらん』


小「……わかった、ありがとうな」






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