箱推しなので箱ごと守ろうと思う 参【鬼滅の刃】

佰伍 ページ5

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＿＿ドドド…





化粧を落とし狐面を着けた。




晩御飯も食べ終え自室で本を読んでいると、微かな振動と共に何か地響きのような音が聞こえてきた。





『……ん…？なんだ…？』






＿＿ドドドドドド…





……近づいてきてる…！？







＿＿バンバンッ

小「入るぞ！！」

＿＿スパンッ

小「なんだこれは！！！！！！」




激しいノックをした後返事を聞かずに入って来たのは皆様ご存知小芭内(凄い形相)。




しかしまだドドドという轟音は止まない。なるほどね、これ足音ね。走ってきてんのね。まだ来るねこれ、なるほど。







あ、来た。



「っく…いくらA様の愛弟子であろうとも、っそれだけは譲れないッ！！」

「おまっ、…っお待ちください、伊黒様…！」

有「…ちょ、っ待っ、はや……っはぁ……」

無「っはぁ、ねぇ、勝手に持ってかないでよ、…」


『落ち着いて…』

小「これが落ち着いていられるものか！！」




次々と部屋になだれ込んでくる隊士達(双子含む)。



何事…？お土産開封の儀してたんじゃなかったの…？？




小「なんだこれはと聞いているんだッ！！！！」


『ん？それは…………




そっそれは…！！』








わたしのしゃしんやないかーーーい！！！！！




そうだ！お土産まとめる時に一緒に入れたんだ！忘れてた！！


見られたー！！ノリノリで撮ったピンショット見られたー！！



はずかしいーーー！！！！！！







小「はーっ、これが、あの袋の中に、入っていたと、いうことは、これは俺達が、持っていていいんだよな？」


『っ落ち着けお願いだから』


小「さっきから無茶を言うな質問に答えろ」


『す、捨てるよそれは。妙な物を見せてしまってすまなかった』


「「「「「はッ！？！？！？」」」」」


『はっ！？』





なになに怖い、駄目だった？燃やそうと思ったんだけど。お祓いしてからの方がよかった？





小「……捨てる…？これを……？

正気か姉様………バチが当たるぞ…？」


「そうですよ…それにお土産の袋に入れておいてお預けとか……それでも暖かい血の通った人間ですか……？」


有「……これ、結構いいと思ったんだけどな」


無「僕、欲しいな、これ」



『…うん、わかった…あげるよ、あげるから、うん』







双子以外怖いので一旦部屋から出てくれ頼む。








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