捌拾弐 ページ32
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『おや、久しぶりだね、錆兎。……世間話でもしたいところだが…それは後でにした方がよさそうだね』
錆「この速さで走りながら、普通に話せるなんて、一体どんな身体、してるんだッ…!?!」
『ふふっ、そんなこと言いながら君だって普通に話せてるじゃないか』
錆「っ俺が、舌を噛み切らないよう、どれ程注意を払ってるか知らないから、そんなことが、言えるんだよ!!」
急いで目的地に向かっていると、同じ任務を出されたらしい錆兎と会ったので一緒に行くことになりました。
うわーん大きくなったね錆兎くーん(泣)
原作では見れなかった成長した姿を拝めておじさん泣きそう……
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『さて、内容の確認だが…あぁ、話さなくてもいいよ、聞いておいておくれ。
今向かっている北北東にある森で、初めに向かった隊士が五人、増援に駆けつけた隊士が七人、計十二人が連絡を取れない状況にある。そして、更なる増援として私達がお呼ばれしたって訳だね。それと烏くんに聞いたところによると、今回の増援は私達二人だけらしい』
…え、大丈夫なんかそれ。十二人がかりで無理だった鬼を私達二人で斬れというわけか?
錆「十二人がかりでも、無理だった鬼を、俺達が相手にできるのか、?」
『あっ奇遇だね同じこと考えてた』
まぁ出来ると思うけど!!
チートがここにいるからね!ハハッ!!!
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森に着きました〜〜わ〜〜い
血の匂いはするけど腐敗臭はしません。まだ死人は出てないかな〜
「…お前ら……もしかして増援か…?」
草陰からなんかボロボロの人が出てきた(適当)
錆「お前、連絡が取れなかった隊士だな!?大丈夫か!?」
「なっ、なんで柱じゃねぇんだよ!!!」
『その首……患部から変色している…毒か……?』
「相手は下弦だ!下弦の壱だ!!俺でもこのザマだよ!お前らじゃ手も足も出ねぇ!!!」
えっ、下壱?魘夢さん?あっでも毒なら違うか。前任の下壱か。
そっかーじゃあその鬼が死んで、魘夢が下弦入りする感じかなぁ。
「しかもお前、女じゃねぇかッ!!役にも立たねぇ奴寄越すとか何考えてんだよ上の人間は!!!」
錆「…おい、この人を貶すな」
『落ち着け錆兎。
なぁ君、他の隊士が何処にいるかわかるか』
「知らねぇよ!戦闘もそこそこにして離脱してきたんだ俺は!!
あの鬼相手に戦う奴の方が馬鹿なんだよ!」
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うさぎもち - 無一郎かわええ・・・ (8月5日 16時) (レス) @page47 id: 6ed501a3ba (このIDを非表示/違反報告)
冰輪(プロフ) - 無惨のママみがつおい……w (8月1日 0時) (レス) @page27 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - いつも楽しみにしてます最新頑張ってください応援しています (2021年5月21日 22時) (レス) id: 15c1247fea (このIDを非表示/違反報告)
りぽE - 錆兔好き…。 なんでこんなイケメンなん??錆兔と義勇さんに攻められたらやべぇな (2020年6月10日 16時) (レス) id: 15686f771a (このIDを非表示/違反報告)
桃綺薇(プロフ) - 鯖兎に惚れた…… (2020年4月20日 18時) (レス) id: 3e7a0f8c20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:M2 | 作成日時:2020年1月18日 22時