箱推しなので箱ごと守ろうと思う 弐【鬼滅の刃】

漆拾参 ページ23

·







まぁ左腕失ったくらいではじっとして居られないのが鬼滅ゴリラ娘たる私の性なので、山篭りしながら右腕だけで日輪刀ぶん回しております。



右半身だけ逞しくなりそうで怖い…





でも一週間程が経って肘くらいまでは再生してきたので、左腕には木刀括りつけて二刀流でやってみたりしてる。


鬼には奇妙なものを見る目で見られたけどね。


ふん。私も奇妙なものを見る目で見返してやったわ！








てかそんなことはどうでもいいんだよ！！





特筆すべき最重要事項は、よりによってこの人とこの姿で遭遇したことだよ！！








『………………』





黒「………………」





『…………………………やぁ、黒死牟さん』






上弦の壱殿〜！！！この間ぶり〜！！！





黒「…あの御方が……お前を探していた…



だが、まさか……鬼殺隊…だったとは…」


『…あの御方？もしかして、無惨さんかい？』


黒「……知り合いだったのか……」


『まぁ、少し前に一度会っただけだけどね』


黒「………そうか…






……お前、その腕……何があった……？」


『あ〜、気にしないでおくれ。そのうち生える』


黒「…生える……のか…？」


『…あ〜…………、気にしないでおくれ。




それで、無惨さんが私を探していたって？』



黒「………あぁ…今からお前を…無限城へ連れていく…」


『エッ』




なんでだ！？！勘弁してくれよ！！？！


死亡フラグビンビンなんだけど？！困る！！！




『…う〜ん、残念だが、実はこれから用事があるんだ…』


黒「お前は…あの御方の……お気に入りのようだ…」


『だから、また今度でもいいかな？』


黒「…安心しろ……悪い様には…されない…はずだ……」




やっぱ話噛み合わんな。合わそうとする気も無いなコレ。歩み寄りの精神が全くもって感じられんな。ダメだよ黒死牟さん。どこぞの冨岡みたいになっちゃうよ。若しくは鋼鐵塚。





黒「…鳴女が……お前を送る…」

『いやだから、あの、こまりま』



＿＿＿＿＿べべんっ







·

漆拾肆→←漆拾弐

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す