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というかこの男の子すごい綺麗というか…美形?

随分整ってる顔をしてるし…ピンクの髪の毛はすごいサラサラしている。
肌もすごいすべすべで綺麗だ。


zm「A」

『ん?』

zm「近い」


起き上がったゾムが私と男の子を引き離す。
軽く息を吐き、イルマくんに向き合う。


『…この子別に大きな怪我ないから大丈夫だよ』

ir「よかった…!」

『おじいちゃんにこの後呼ばれてる?』

ir「うん」

『ならこのまま行こうか、この男の子もここに寝かせておいて大丈夫だと思う』

zm「え、俺は…!?」


出てこうとした私の肩を掴んで引き止めてくる。


『え、あぁ…ゾムくんは…帰って大丈夫だよ?』

zm「な、なんでや!!Aになんかあったら…!」

『り、理事長室までだよ…?なんもないよ…』


嫌やぁ!と後ろから抱きついてくるゾムくんにイルマくんはオロオロしている。

……なんでこんなに懐かれたんだろう……
でもまぁ…おじいちゃんなら気にしなさそうだし…


『じゃあ…ゾムくんも行こうか』


そう言うと嬉しそうに笑顔になるゾムくんに思わず笑ってしまう。


理事長室に3人で向かってるとイルマくんが口を開く。


ir「えと、2人は…元からのお知り合い?」

『ううん、イルマくんと倒れてた男の子と同じ感じ。突然ゾムくんに喧嘩売られて懐かれた』

zm「思ったんやけどそのゾムくんってやめん?呼び捨てがええわ」

『ん、わかった』

ir「距離の縮め方凄いね…」

『イルマくんも私の事呼び捨てでいいのに…』

ir「そ、そう…?それなら僕のことだって…」

zm「あれ?姉弟なんよな?」

『あ、あー…しばらくお互い離れて暮らしてて…最近会ったから…』

zm「ふーん…大変やなぁ」


そうか…。お互い呼び捨てじゃないとそりゃおかしいよね。


そうこうしてる間に理事長室にたどり着き、3人で中に入る。


sr「Aちゃーん!!!どうして入学式の時にいなかったのぉぉぉ!!!せっかくみんなの前で挨拶してもらおうとしてたのに!!!」


扉を開けた瞬間、うわぁぁん!と泣きながら抱きついてきたおじいちゃんに驚く。


『お、おじいちゃん…用事は…』

sr「んもー!冷たいなぁ……あれ?隣の子は?」

zm「初めまして、ボンベ・ゾムです。先程A様の強さに惹かれまして!!!付き従ってます!」

sr「あー!そういうこと!!入学早々Aちゃんやるじゃーん!」


キリッとしたゾムにおじいちゃんは嬉しそうにしている。
そこ喜ぶところなんだ…。

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つみき - 胸がキュンキュンしました。続きが気になりますので更新頑張って下さい!! (2月15日 5時) (レス) id: cc34758b39 (このIDを非表示/違反報告)
メロ(プロフ) - 貴方様の作品がものすごく好きです✨いつも応援しております✨(TwitterにてDM失礼します) (2022年10月8日 15時) (レス) @page38 id: 9a18e4f5dd (このIDを非表示/違反報告)
るな - やばい尊すぎでは!?お話好きすぎてやばい( °ཫ°)更新頑張ってください!! (2022年8月28日 12時) (レス) @page38 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
- えっ 好きぃぃぃぃ!!! 尊い! 更新頑張って下さい! (2022年7月15日 21時) (レス) id: 071f0c3ec5 (このIDを非表示/違反報告)
りりぃ - はぁぁぁぁぁ 神ぃぃぃぃ こーしんがんばれぇ!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ (2022年4月26日 21時) (レス) @page36 id: 8c904fdfcc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あるっぷ | 作成日時:2021年11月22日 19時

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