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おじいちゃんがゾムに対して私の話をしてるから必死に食い止めてると、突然扉が勢いよく開かれた。
カツカツと大きな足跡を立て、怖い人相でイルマに向かっていく。
ir「あっ、アスモデウスく…」
イルマはわなわなと震えている。
さっき医務室に運ばれた子だ。
アスモデウスって言うんだ…そういえば名前イルマから聞いてなかった。
どうするんだろうと眺めていると突然その子はイルマの前に跪く。
as「先の決闘…！あれだけ自分に有利な状況での敗北に、もはや文句のつけ様もありません！」
あ、なんか始まった。
as「敗者は勝者に従属するのが悪魔の習わし！よって!!この身全てを捧げイルマ様の学園統治に尽力致します！」
ｱｯｯ…なんかデジャブを感じる。
私もさっきゾムにやられたやつぅ…
as「それと！！イルマ様に加えてA様も！医務室で私を治療してくれたのこと！！！その優しい心遣いに感謝致しましてイルマ様同様従属させて…「アカンよそれは」ッは？」
アスモデウスくんが私の目の前で跪いてそう言うと、ゾムが私とアスモデウスくんの間に割り込む。
zm「Aは俺“だけ”の主人や。あんたには譲らんしあげん。Aには俺だけでええ」
as「貴様ではなくA様に聞いてるのだ。余所者はすっこんでろ」
zm「あァ？」
バチバチと険悪な雰囲気になってしまった。
おじいちゃんはニコニコと笑ってるだけだし…イルマくんもあわあわしてるだけだ。
『はい、ストーップ。ごめんねアスモデウスくん。私わがままだから従属するの大変だよ？？だから、私の弟のイルマに尽力尽くして欲しいな？』
as「A様が言うなら是非っ！！」
『あ、あと様付け慣れてなくて…アスモデウスくんがいいなら呼び捨てで呼んで欲しいな？』
as「そ、それは…」
『ね、お願い』
as「そ、そういうことでしたら…」
zm「………」
ゾムがむっすーとしている。
そんなにアスモデウスくんと仲良くしてるのダメなの！？
このまま放置するとゾムが暴れそうだからおじいちゃんに先に話をする。
『私、先に帰るね』
sr「わかったよ〜、お迎えいる？オペラ呼ぶけど」
『ううん、大丈夫』
sr「気をつけてね！！」
as「気をつけてお帰りください！！」
『ありがとう、またね』
手を振ってからゾムの手を引っ張り理事長室から出た。
そして、ゾムと少し会話を挟みそれぞれの家に帰った。
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つみき - 胸がキュンキュンしました。続きが気になりますので更新頑張って下さい！！ (2月15日 5時) (
レス) id: cc34758b39 (このIDを非表示/違反報告)
メロ(プロフ) - 貴方様の作品がものすごく好きです✨いつも応援しております✨(TwitterにてDM失礼します) (2022年10月8日 15時) (レス) @page38 id: 9a18e4f5dd (このIDを非表示/違反報告)
るな - やばい尊すぎでは！？お話好きすぎてやばい( °ཫ°)更新頑張ってください！！ (2022年8月28日 12時) (レス) @page38 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - えっ 好きぃぃぃぃ!!! 尊い! 更新頑張って下さい! (2022年7月15日 21時) (レス) id: 071f0c3ec5 (このIDを非表示/違反報告)
りりぃ - はぁぁぁぁぁ 神ぃぃぃぃ こーしんがんばれぇ！☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2022年4月26日 21時) (レス) @page36 id: 8c904fdfcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2021年11月22日 19時
