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「悪魔が主人を作る意味はわかってます？命を守れますか？風評、格式、身だしなみに至るまでその一切を守りお支え出来ますか？」
「もちろん」
お、重い話だ…
空気も重く、とても口を挟める雰囲気ではない。
「ですが、今のままでは無理です。ゾム様はまだ学生で本業に徹しないといけません。
『(SDになれる悪魔は限られてる…飽きやすい悪魔は依存が難しい……)』
「全てお任せするのはA様の意思、そして誰からでも守れるぐらいの強さと
オペラは真剣な顔付きで話す。
「…ですがまぁ…この話もすぐ叶うでしょう」
「『え？』」
サラッと爆弾を投げ込んだオペラに声が重なる。
「それと…少し話は変わりますが、匂い消しが取れたら催淫というか…そういう作用が強く出るみたいなのでA様はお気をつけください」
『え"っ…』
「匂い、消し…？」
まさかの事実に思考が止まる。
「あぁ、この際だからお伝えしますがA様は人間ですよ。間違っても食べないように」
「に…ん、げん…？」
ゆっくり私の方を見るゾムは顔が青ざめている。
そりゃ存在しないと思われていた人間が居たら驚くよね。
人間は弱いから離れたくなるかも…もしくは食べたいと思うのだろうか。
そんな思考に耽ってるとゾムに両手をぎゅっと握られる。
「ご、ごめんな！？こ、怖かった、やろ？」
『へ、、』
想像と違った反応できょとんとしてしまう。
「ち、力加減とか…苦手やから…い、痛かった？今思えば…初対面の時に怯えてたのって…俺に怖がるんじゃなくて“悪魔”だから…やろ？」
…、言葉が出てこなかった。
本当によく私のことを見ている。
「こ、怖いなら…俺は無理してAの傍にいようとは思わん。でも…これだけは知って欲しい……俺は、Aのこと好きやで。会ったばかりでこう思うぐらいには」
ゾムの綺麗な瞳がキラキラと窓からの光で輝いて見える。
っは……と思わず息を飲んでしまうほどに綺麗で…初めて悪魔が素敵だと思えた。
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つみき - 胸がキュンキュンしました。続きが気になりますので更新頑張って下さい！！ (2月15日 5時) (
レス) id: cc34758b39 (このIDを非表示/違反報告)
メロ(プロフ) - 貴方様の作品がものすごく好きです✨いつも応援しております✨(TwitterにてDM失礼します) (2022年10月8日 15時) (レス) @page38 id: 9a18e4f5dd (このIDを非表示/違反報告)
るな - やばい尊すぎでは！？お話好きすぎてやばい( °ཫ°)更新頑張ってください！！ (2022年8月28日 12時) (レス) @page38 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - えっ 好きぃぃぃぃ!!! 尊い! 更新頑張って下さい! (2022年7月15日 21時) (レス) id: 071f0c3ec5 (このIDを非表示/違反報告)
りりぃ - はぁぁぁぁぁ 神ぃぃぃぃ こーしんがんばれぇ！☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2022年4月26日 21時) (レス) @page36 id: 8c904fdfcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2021年11月22日 19時
