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「いやなん？」
『嫌じゃ…ないけど…』
「ならええやろ、シングルじゃないから狭くはないし」
そう言って腕を引かれてベッドの傍に行く。
『ま、まって、紐ついたズボンない！？』
「あ、せやったな」
探しにクローゼットを開けるゾムにそっと息をつく。
「あったわ、短パンだけど…まぁ大丈夫やろ」
『あ、ありがと』
上の服が長いから下着は見えないだろうと思い、その場でズボンを履く。
ゾムは軽く目を逸らしていたけども。
落ちないように紐をｷｭｯと結ぶ。
『ん、大丈夫そう』
「あんなぁ…俺も男やで？」
『え？うん知ってるけど』
「…はぁ……他の男んとこでそうやって着替えたらアカンで？パクッと食われるで」
『っな…！』
意図を理解して顔が赤くなる。
『ち、ちが、見えないからいいかなって…』
「それがあかんのやって…もっと警戒心持ってや…」
『ゾムにも？』
「……そ、オレにも。でも、今日は何もせんから安心してや」
『え、今日“は”？？』
戸惑ってる私を無視してゾムは私を抱えて一緒にベッドに入る。
『ちょ、まって、ちか…』
「ん、おやすみ」
『ひ、ぇ…』
後ろから抱きつかれるような形でゾムにすっぽり収まる
逃げられないようになのか抱き枕的な感じなのか、足を絡めて来るから身動きが出来なくなった
しばらくすると、後ろから寝息が聞こえてくるあたりゾムは寝たんだろう。
え、意識してるの私だけ？？ドキドキしまくってんの私だけ？？？？
……よし、気にしないで寝よう。頑張れ私
その後全く来ない眠気と格闘して、1時間後に眠りについた。
「…きろ、……おきろ……おーい、起きないとみんな起きるで」
『ん…ぅ…？』
ゆさゆさと揺さぶられてゆっくり目を開ければゾムが視界に入る。
……そういえば家じゃなかったな。
『…おはよ』
「おはよう、朝弱いん？」
『ん〜……まぁまぁ…かな』
覚醒しない頭で返事をすればゾムはゆっくり頭を撫でてくる。
『今何時』
「今朝の五時やで。シッマとか…早起きの奴らはもう既に起きてるから気をつけなアカンで」
『そろそろグルッぺンさんの睡眠薬も切れるはずだし急がないと』
ベッドからゆっくり起き上がればゾムは欠伸をしながら顔を洗いに行った。
その間に私は自分の服に着替えておく。
ウィッグもめんどくさいしいいや。
「あ、その服で帰るん」
『これしかないからね』
監視カメラの場所は把握してるし写り込むこともないだろう。
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rimu@他力本願寺建築完了 - え。鼻と口からトマトジュースが､､､？ (2022年4月24日 1時) (
レス) @page1 id: 8604b433e3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃丸(プロフ) - はへ...すきれす... (2021年8月2日 11時) (レス) id: 597a2f7268 (このIDを非表示/違反報告)
ビビ - うわぁぁぁ！！読んですぐ好きになりました！更新頑張ってください！！ (2021年8月1日 18時) (レス) id: 23a9beafd0 (このIDを非表示/違反報告)
猫大好き - 軍パロあまり見てなかったのですがこの神作のおかげで軍パロめっちゃ好きになりました。 (2020年11月8日 15時) (レス) id: 932515d6d7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - shaさんにキス…良いですねぇ夢主の性別が向こうが知ったときのshaさんの反応が楽しみや…これからも無理せず頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年9月12日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2020年9月10日 0時
