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目の前にいる男の腕を掴み、引き寄せてアッパーをキメれば相手はそのまま崩れ落ちて気絶した。
え、よわ。
｢っ、なっ！？｣
『はいそーですかって着いてくわけねぇだろ』
情報を聞き出す必要がある。
殺さないように全員気絶せるのは少しめんどくさいがやるしかない。
私がガーベラだからなのか、私に怪我をさせないように気絶を狙ってきている。
だが、怪我をさせないようにということに集中して攻撃が疎かだ。
あっという間に半数以上を倒せば少し目を離した隙にグルッペンが手錠をかけられようとしている。
グルッペンは戦えないのか…！？
少し疑問に思いながらも周りの敵を倒していく。
最後のリーダーらしき人を気絶させれば後ろから拍手が送られる。
gr｢素晴らしい…!!!その戦闘力…！！お前は…本当に…ガーベラだな！｣
『お久しぶりです、姿が変わってるので信じられないかとは思いますが…俺がガーベラですよ』
gr｢やっと！やっと見つけた…！私と少し話さないか!?丁重におもてなしさせていただくゾ！｣
『申し訳ないんですけど…俺は総統様に用事がないんですよね』
gr｢俺がある！｣
目をキラッキラさせてるグルッペンは相当興奮しているのか“私”から“俺”に一人称が変わっている。
『ううん…仕方ないなぁ……』
気絶させて城の前に置いとけば安全だよな…。
『あ、肩に葉っぱついてますよ。取りますね』
gr｢ん？あぁ、すまな……っ！？｣
完全に油断しているグルッペンの首筋に、睡眠薬のついてる小さな針を刺す。
咄嗟に針を払い除けたグルッペンだがもう手遅れだ。
gr｢ん、な…！｣
『他人に油断しすぎでは？もし俺が貴方の命を取る依頼を受けていたら即死ですよ？ですけど安心してください、ただの睡眠薬なので』
gr｢おひと、よしだな…！｣
『俺とて無駄な殺生…ましてや総統の首を取るなんて軽率な行動はしませんよ』
だいぶ薬が回ってきていたのか目が虚ろになってきた。
脚に力が入らなくなってきたのか壁にもたれかかっている。
gr｢ふ、ははははっ！！｣
突然グルッペンが笑い出す。悪魔のような笑いだ。
gr｢ふはっ、いい、いいぞ…！｣
紅潮した顔でこちらを見るグルッペンに1歩後ずさってしまう。
え、私睡眠薬入れたよね？なんか違う薬入れてないよね？？？
gr｢残念だが………今回は…俺の負けだ｣
そう言って目を瞑って倒れるグルッペンを支え、壁にもたれさせる。
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rimu@他力本願寺建築完了 - え。鼻と口からトマトジュースが､､､？ (2022年4月24日 1時) (
レス) @page1 id: 8604b433e3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃丸(プロフ) - はへ...すきれす... (2021年8月2日 11時) (レス) id: 597a2f7268 (このIDを非表示/違反報告)
ビビ - うわぁぁぁ！！読んですぐ好きになりました！更新頑張ってください！！ (2021年8月1日 18時) (レス) id: 23a9beafd0 (このIDを非表示/違反報告)
猫大好き - 軍パロあまり見てなかったのですがこの神作のおかげで軍パロめっちゃ好きになりました。 (2020年11月8日 15時) (レス) id: 932515d6d7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - shaさんにキス…良いですねぇ夢主の性別が向こうが知ったときのshaさんの反応が楽しみや…これからも無理せず頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年9月12日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2020年9月10日 0時
