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仕方ない、と言って半分書類を貰い、客席用の机と椅子を借りて書類を進める。
『って！ちがうよ！書類をしに来たんじゃなくて…はいこれ』
｢う、わぁっ…と！｣
懐から出したネックレスをぴくとに投げると慌ててそれを掴む。
『もー…今までで1番死にかけた』
｢それはごめんほんと…でも手に入ってよかった。報酬はいつも通りでいい？｣
『うん、それでいいよ。お金を貰ってももう沢山あるし…』
ぴくとから貰う報酬はこの城の自由な出入り。
そしてご飯を作るのがめんどくさい時によくここに来てご飯を食べたり、買い物も全てここでは免除されることになっている。
私がお金払わずに、城で受け持ってくれることになっている。
ぴくとがそれだけだと割合が合わないと駄々を捏ねていたが、暇つぶしに私の話し相手になってという変な条件で納得してもらった。
だからこの城には何故か私専用の部屋まで置いてあるし……なんならここに住む？とも言われたがそれはそれで私が申し訳ないから、仕事帰りに我々国まで帰るのがめんどくさくなった時のみここに泊まりに来ている。要は宿代わりだ。
城をそんなふうに扱うなって？？国王のぴくとが、それを許してるんだからいいじゃないか。
｢今日は？泊まってく？｣
『今日は自分の家に……いや…泊まらせてもらおうかな…』
｢あれ？珍しいね｣
『じゃあいいや、帰る』
｢あぁ！嘘うそ！泊まってよ!!いっぱい話そ！｣
『話そって…あんた話聞くだけじゃん…』
私の仕事の話を聞くのが好きらしいぴくとは、私が泊まりに来ると必ず聞いてくる。
しかも朝まで。朝になってぴくとが寝落ちしたら私もそのまま寝て一緒に昼過ぎに起きるのだ。
その日の仕事に関しては幹部の人達がやってくれているみたい。みんな優しいよね…！
最初は1人のファンとしてぴくとと関わっていた感じだが、いざ仲良くなればよくこんなやつが王になれたなって思うよ……自由すぎる…！！
パーティーでは何も食べれなかったし、軽くつまめるものを執事に持ってきてもらいながら仕事を終わらせる。
丁度日付が変わった。
｢ふぅ……おわったー！！｣
『この国の機密情報こんなに見て大丈夫なのか心配になってきたわ……もし私が他の人に情報売ったらどうすんの』
｢その時はその時だけど…俺たちの国の情報は売らないでしょ？｣
『……まぁ確かによっぽどの事がない限り売らないね』
ぴくとがミルクティーを入れてくれたらしくそれを受け取る。
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rimu@他力本願寺建築完了 - え。鼻と口からトマトジュースが､､､？ (2022年4月24日 1時) (
レス) @page1 id: 8604b433e3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃丸(プロフ) - はへ...すきれす... (2021年8月2日 11時) (レス) id: 597a2f7268 (このIDを非表示/違反報告)
ビビ - うわぁぁぁ！！読んですぐ好きになりました！更新頑張ってください！！ (2021年8月1日 18時) (レス) id: 23a9beafd0 (このIDを非表示/違反報告)
猫大好き - 軍パロあまり見てなかったのですがこの神作のおかげで軍パロめっちゃ好きになりました。 (2020年11月8日 15時) (レス) id: 932515d6d7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - shaさんにキス…良いですねぇ夢主の性別が向こうが知ったときのshaさんの反応が楽しみや…これからも無理せず頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年9月12日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2020年9月10日 0時
