70 ページ20
どうやらこのイケメンはさっきのハスキー犬らしく、ペ神がご飯をあげたところ力が少し戻ったらしく人間の姿に戻れたという。
んで、話の途中で無理やり結界をかいくぐり私の元に来た…ということだ。
無理やり結界を通り抜けたから怪我しまくりだったらしいが、ペ神は敵意がないと分かって瞬時に怪我を治し、血まみれのまま私に抱きつくのを阻止したそうだ。
ありがたい…ありがたいがこのイケメンさん行動力ありすぎでは？？
『え、と……お名前聞かせてもらっても？』
kn｢オレはコネシマ！送り犬やで！｣
『あ、うん』
何だこの人、うるさいぞ！？
元気がよすぎる……
『えっと…？なんで結界破ってまでここに…？』
kn｢そりゃあんたを喰いたいからに決まっ…てぇ！？！？｣
syo｢まじこいつやっていいっすか｣
ゴツン！と大きな音がしたと思ったらショッピがコネシマの頭を殴っていた。
うわぁ、痛そう……いい音したよ今…
kn｢いってぇ……｣
『まぁまぁ、ショッピくん落ち着いて…！』
syo｢こんなアホさっさと追い出しましょ｣
rbr｢ショッピくんが容赦ないな｣
いつも以上にキレのあるショッピくんだが話が進まないため手を出さないように猫姿になってもらい、私の膝の上で収まっている。
rbr｢コネシマ…やっけ？なんでAを選んだん？契約してることぐらい分かるやろ｣
kn｢いやぁ…あまりにも腹減りすぎて、とりあえず人間だ！と思ってターゲット決めたらまさかの契約済みの奴だし…まぁガバだな！｣
ｱｯﾊｯﾊｯﾊ!と笑っているコネシマは自分の状況が分かっているのか分かっていないのか…。
sha｢コイツおもろいな｣
zm｢まぁ悪いやつじゃなさそうやな｣
rbr｢んで、コイツどうする？｣
『ターゲットとしてまだ認識してるなら…終わらせる方法はあるよね？』
kn｢知ってるん？｣
『一応は…足を洗って送り犬に感謝を伝えてなにかお礼をあげれば…って言うことなら』
kn｢へぇ……まぁあってるな｣
rbr｢なら早いとこさっさと礼済ませて帰ってもらおうか｣
ショッピが話を聞いた途端急かすようにするから足を洗って感謝を述べてからお礼にご飯をあげるとコネシマはじゃあな、と言って家を出てどこかに消えた。
『…こんな時間に帰って大丈夫かなぁ』
syo｢妖怪の中では結構強い部類だと思いますよ、さっき弱ってたから気づかんかったけど…シャオさんと同じぐらいの強さですよ｣
ショッピがコネシマの消えていった方を眺めた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2064人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涼太(プロフ) - 93の裏話とか見てみたいです！ (2021年1月31日 18時) (
レス) id: bee7f3f171 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 番外編書いてほしいです！ (2021年1月13日 7時) (レス) id: 0b148af4d6 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 更新嬉しいです！！番外編とても気になります。楽しみにしてます！！ (2021年1月10日 20時) (レス) id: 4a80c5fc59 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 久しぶりの更新…！！すごい楽しみにしてました！93話の番外編…気になります、気が向いたらでいいのでお願いします…楽しみにしてます。これを気に最初から読み返そうと思います！ (2021年1月10日 16時) (レス) id: e30e1010c9 (このIDを非表示/違反報告)
りっつ(プロフ) - コメント失礼します。更新待ってました…！この作品大好きです！もし良ければ93話の番外編読みたいです。ぜひ番外編よろしくお願いします！これからも頑張ってください！楽しみにしてます！ (2021年1月10日 16時) (レス) id: ef881a478a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あるっぷ
| 作成日時：2020年5月31日 13時
