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ショッピくんの行動に驚けば、ロボロも何かに気づいたみたいだ。
だが教えてくれるつもりは無いのか、ロボロも帰ろうかと言い出す。
辺に探るよりはマシかと思い、素直に頷く。
ハスキー犬をひと撫でして、ごめんねと声をかけて帰り道に歩みを進める。
だが歩いてる途中で違和感に気づいた。
後ろから足音がするのだ。
syo｢…はぁ…目をつけられましたね｣
深くため息をつくショッピ。
後ろを振り向けばさっきの犬が後ろをピッタリと着いてきている。
『懐いた…？』
rbr｢ちゃうわ！妖怪や妖怪！｣
『えっ！？』
syo｢送り犬は知ってます？｣
『あー…転んだら食い殺される…的な？』
syo｢合ってます｣
『…その送り犬は誰に？』
syo｢Aに｣
『取り憑いてる？』
syo｢完全に対象になってますね｣
『おぉう…』
私転んだらこんな所で殺されるの？？
いや、殺される前にロボロとショッピがいるから何とかなりそうだけど…
rbr｢俺らは妖怪だから明らかに対象は人間のAに違いない。もし転んだとしても俺とショッピは契約も結んでてこいつより強いから死ぬことは無いけど……｣
syo｢問題はどうやって引き離すか…っすよね｣
送り犬は対象が転ぶまでずっと着いてくるらしい。
1度その人にターゲットしたら他の人に揺らぐことなくその人が転ぶまで追い続けるらしい。
rbr｢殺すか？｣
『ちょっと、やめてあげてよ』
なんて心のない一言だ。
妖怪だとはいえこんな可愛いくてかっこいい犬を殺すだなんて…
syo｢人間の姿にはなれないんすかね｣
rbr｢痩せてるし妖怪の気が薄い。空腹状態やな……しばらく食ってないから力が出せないんじゃないか？｣
『…可哀想』
犬と目線を合わせるようにしゃがみ込めば、小さくクーンと鳴いて擦り寄ってくる。
可愛いけど……早く転べと言う意味合いが込められてる気がする…
syo｢他の匂い移るからあんま触らんといてください。せっかく俺の匂いしてるのに｣
スンスン、と私の首元に顔を近づけて匂いを確認してるショッピは微かに顔を顰めてる。
マーキングされてるの私？
まぁ…毎日一緒に寝てればそれは匂いとかも着くはずだけど……なんか複雑。
rbr｢この妖怪も哀れやな。妖怪と契約してるなんて分かるはずなのにターゲットにするとか…｣
『ご飯とか上げられないの？』
syo｢自分を差し出すってことですか？｣
『やっぱそうだよね、人間だけなのかな』
さすがの私も食べられたくはない。
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涼太(プロフ) - 93の裏話とか見てみたいです！ (2021年1月31日 18時) (
レス) id: bee7f3f171 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 番外編書いてほしいです！ (2021年1月13日 7時) (レス) id: 0b148af4d6 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 更新嬉しいです！！番外編とても気になります。楽しみにしてます！！ (2021年1月10日 20時) (レス) id: 4a80c5fc59 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 久しぶりの更新…！！すごい楽しみにしてました！93話の番外編…気になります、気が向いたらでいいのでお願いします…楽しみにしてます。これを気に最初から読み返そうと思います！ (2021年1月10日 16時) (レス) id: e30e1010c9 (このIDを非表示/違反報告)
りっつ(プロフ) - コメント失礼します。更新待ってました…！この作品大好きです！もし良ければ93話の番外編読みたいです。ぜひ番外編よろしくお願いします！これからも頑張ってください！楽しみにしてます！ (2021年1月10日 16時) (レス) id: ef881a478a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2020年5月31日 13時
