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「貴方達だれ！？」
『はぁ！？それこっちの台詞ですよ、いきなり連れてこられても…』
「何者なの！」
どうやらこっちの話は聞いてくれないようだ。
そこでニュートが口を開く。
「ニュート・スキャマンダー。彼女はA・レ…」
『Aよ』
「……そう、君は？」
フルネームを言う前にニュートの言葉にかぶせる。
フルネームを知られるとめんどくさいかもしれないからだ。
ニュートは理解したのか謝る代わりに腕を少しキュッと掴んできた。
女性は名乗らずに次の質問に入る。
「トランクの中身は？」
「…僕の二フラー」
会話が成立しない。
思わずため息が零れそうになる。
というか、彼女の身長がニュートと同じぐらいある。至近距離で見上げるから首が痛い。
そして気になってしまった。
『口になにか着いてますよ』
指摘するも女性はなにも気にしてないようだ。
「…どうして外に逃がしたりしたの？」
「わざとじゃない…アイツ手に負えないんだ、光るものに目がな…」
「わざとじゃない！？」
「え、えぇ…」
言葉をかぶせてくる彼女に少し嫌悪感を抱いてしまう。
どうしてこっちに話す隙を与えてくれないのだろうか…
「連行します」
「え？連行ってどこへ？」
「アメリカ合衆国魔法議会よ」
身分証をを提示してくるのを見て少し驚く。
偽物ではないだろうし。
『貴女マクーザの人？捜査官かなにか？』
そういうと、後ろめたいことでもあるのか曖昧な返事が返ってくる。
「ノーマジはちゃんと処理したでしょうね？」
「え、なに？」
「ノーマジよ、ノーマジック！非魔法族！！」
「あぁ〜……僕らはマグルって呼んでる」
「記憶は消したんでしょうね！？」
『…………』
「いやぁ〜…………」
思わず目を逸らしてしまう。
やばいことは自分達も重々承知だ。
消してないことを知った彼女は困った顔をする。
「第3条のAに反するわ……連行します」
反論の余地も無くまた腕を組まれ姿くらましをした。
魔法省の近くに姿現しをしてニュートと女性の間に腕を組んだまま挟まれる。
身長的に脚の歩幅が違うのに早歩きをするせいで疲れてしまう。
というか、身長高い2人に挟まれるのおかしくない？？
立場的に絶対女性真ん中にして私とニュートが端だよね…？
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紅月@aile(プロフ) - 初コメ失礼します！映画沿いで主人公ちゃんとニュートの絡みにドキドキしながら読んでました！何より、文才が凄くて感動しました！2作目も読みたいです！ (2022年5月16日 17時) (
レス) id: 1bb58b29e8 (このIDを非表示/違反報告)
ロッカルキングボーン！(プロフ) - 初めてのコメント、失礼します！本当に本作品が大好きで、本当に最高でした…！主人公ちゃんとニュートの関係性も最高ですし、なにより文が読みやすくて本当に素晴らしいの一言に限ります…！この作品を書いてくださり、そして公開してくださりありがとうございました！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: c839c729ee (このIDを非表示/違反報告)
おちゃ(プロフ) - はじめまして！1作目完結おめでとうございます！！いつも楽しく拝見していました。是非2作目も読みたいです。よろしくお願いします！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: 619933edc5 (このIDを非表示/違反報告)
koropochi0125(プロフ) - 2作目お願いしてもいいですか？ (2022年5月11日 21時) (レス) @page50 id: f7a260b65c (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 初コメ失礼します！！完結おめでとうございます！！2作目も楽しみにしています！ (2022年5月11日 18時) (レス) @page50 id: 6427fd8af0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2022年5月1日 20時
