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ノックを数回して数歩離れた位置で見守ると、しばらくしてからトランクが開く。
ニュートがゆっくり出てくるが状況が飲み込めてないようだ。
それに続きジェイコブまでもが出てしまう。
ニュートがトランクを閉めると口が開かれる。
「スキャマンダー？」
「あ…あぁどうも大臣…」
「テセウス・スキャマンダーか？戦争の英雄の」
「いや、彼はその弟だよ。どういうわけでニューヨークにいるんだ？」
ニュートが偽りの情報を言うと大臣には見抜かれているようで…
「本当は何しに来た？…いつも一緒にいる彼女はどこにいる？」
その答えにニュートは答えられず黙ってしまう。
「ゴールドスタイン、もう1人は？」
「ジェイコブ・コワルスキーさん。ノーマジです。スキャマンダーさんが逃がした動物に噛まれてしまって…」
そういえばザワザワと周りの声が大きくなる。
ノーマジが魔法界にいるだなんて問題がありすぎるからだ。
その時ニュートが一人の人間の死体があることに気づいてしまった。
「なんてことだ…」
「あなたのどの動物の仕業かお分かりでしょ？」
「…いえ……動物の仕業じゃない。分かってるでしょう。あの印が何よりの証拠…オブスキュラスです…」
周りの人はそれに驚きまた騒がしくなる。
「アメリカにオブスキュラスを生むものはいません」
ピッカリー議長の言うことにニュートは言葉が出ないようだ。
「トランクを押収して」
真っ先にグレイブスがトランクを抑える。
「待ってください！！！」
「逮捕しなさい」
ニュートが咄嗟に杖を出そうとしたがグレイブスの方が早く、手を後ろで縛られ膝を着く。
それはジェイコブもティナも同じだった。
「動物を傷つけないで…その子たちは危険じゃありません！」
「我々が判断します。牢屋に入れて」
ピッカリー議長が命令すると、待機していた人達が3人を立たせて連行する。
「傷つけないでください！危険な動物じゃありません！お願いです！」
無理やり引っ張られるのにニュートは最後まで抵抗をする。
「A！！くそっ、彼女にも手を出さないでくれ！何も知らないんだ！A！！！」
ニュートはそう言い残して会議室から消えた。
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紅月@aile(プロフ) - 初コメ失礼します！映画沿いで主人公ちゃんとニュートの絡みにドキドキしながら読んでました！何より、文才が凄くて感動しました！2作目も読みたいです！ (2022年5月16日 17時) (
レス) id: 1bb58b29e8 (このIDを非表示/違反報告)
ロッカルキングボーン！(プロフ) - 初めてのコメント、失礼します！本当に本作品が大好きで、本当に最高でした…！主人公ちゃんとニュートの関係性も最高ですし、なにより文が読みやすくて本当に素晴らしいの一言に限ります…！この作品を書いてくださり、そして公開してくださりありがとうございました！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: c839c729ee (このIDを非表示/違反報告)
おちゃ(プロフ) - はじめまして！1作目完結おめでとうございます！！いつも楽しく拝見していました。是非2作目も読みたいです。よろしくお願いします！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: 619933edc5 (このIDを非表示/違反報告)
koropochi0125(プロフ) - 2作目お願いしてもいいですか？ (2022年5月11日 21時) (レス) @page50 id: f7a260b65c (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 初コメ失礼します！！完結おめでとうございます！！2作目も楽しみにしています！ (2022年5月11日 18時) (レス) @page50 id: 6427fd8af0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2022年5月1日 20時
