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A視点
(なんで、なんで貴方が人狼なの!信じてたのに!やめて、やめて!やめ、て…)
『う、うぅ…ここは…?』
どこかの部屋だ、私の部屋ではない。
ま「あ、目が覚めましたか。良かった…」
まふまふさんの顔が視界に入る。何故ここにまふまふさんが?
ま「Aさんが、天月さんを処刑してる時に気絶してしまって、そのままに出来ないので僕の部屋に連れてきたんです。あ、変なことしてませんよ!」
天月さんの処刑…そうだ、私は天月さんを、殺してしまったんだ…
急にそれがフラッシュバックし、腕や身体が震えてくる。そうだ、私がやったんだ。あれは仕方ない、天月さんが人狼だったから、当然の報いなんだ。
まふまふさんは心配そうに私を見る。やめて、そんな目で見ないで、人殺しだって思ってるんでしょ、やめて、怖い…
震えが止まらなくなる。するとまふまふさんは私を抱きしめた。
『ふぇ…?』
不意に変な声が漏れる。それほどの衝撃だったのだ。
ま「大丈夫です、一人で抱え込まないでください。もう、これで館から出れるんですよ、Aさんのおかげです。明日、この館から一緒に出ましょう」
優しい言葉、それを聞いて私は涙を流した。もう、出れるんだ、そうだよ…
まふまふさんの腕に抱かれながら私は大声で泣いた。この声なら坂田さんに聞こえるんじゃないか心配だったが、私の泣き声以外聞こえなかった。落ち着いた頃、時計は夜中の2時になっていた。大分泣いたようだ、まふまふさんに迷惑をかけてしまった。
『こんな時間まですいません。私は部屋に戻りますね、おやすみなさい。それと、ありがとうございました』
部屋を出る直前、まふまふさんから独り言が聞こえたが、特に気にしなかった。
まふまふさん、とても優しかった。私、まふまふさんの事、好きなのかな…
---------✁︎キリトリ線✁︎--------
更新遅れてしまいすいません!
リアルとネットで色々ありまして、更新出来ない状況でした。
それと私事なのですが、今まで1日1話投稿してましたが、これから1週間に1話に更新させていただきます。とてもご勝手で申し訳ございませんが、これからも応援してくれると嬉しいです
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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望月碧梨(プロフ) - おもしろかったです! (2022年3月6日 8時) (レス) @page22 id: 40a836d029 (このIDを非表示/違反報告)
にゃお - とてもドキドキしました!最後は少し泣いてしまいました…これからも頑張ってください! (2019年9月1日 8時) (レス) id: fd42f468ad (このIDを非表示/違反報告)
アルン(プロフ) - うえいさん» ありがとうございます。初めての作品ゆえ、やはり至らぬ点がありましたね。これからも頑張ります (2019年3月17日 21時) (レス) id: e622da98cc (このIDを非表示/違反報告)
うえい - ちょっと読みにくかったけど 面白いです (2019年3月17日 20時) (レス) id: 1298bd3a60 (このIDを非表示/違反報告)
アルン(プロフ) - 音恋&五月雨さん» ありがとうございます! (2018年7月15日 18時) (レス) id: c5e9a10fc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルン | 作成日時:2018年6月6日 17時