人生ってこんなんだっけ？ (ページ5)

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4話ページ5

？「オイィ！本気で言ってんのかァァ？

オレたちを襲う可能性もあるんだろォォ？」

？「それでも僕らには敵いやしないよ」

ヒカリ「こ……せ…の？」

？「ん？」

ヒカリ「あんたらに着いて行けば、

ヴァンパイアハンター達を殺せるの？」

？「…ああ、勿論だ。それは我らの望みでもある」

？「僕ら意思疎通って事でいいかな？」

そういうと、青色の人が私の鎖と結界を壊してくれた。

？「わしらのところに来るかい？」

そう言って、緑色の吸血鬼が私に手を差し伸べた。

私にはそれが、救いの手にしか見えなかった。

目的のためなら、人間の心なんか捨ててやる。

そう決意しながら、その手を握った。

『ようこそ、吸血鬼の世界へ』

それから私は9人の元、

吸血鬼の力を使いこなす訓練をした。

強くなれた方ではあるが、やはり半分人間のため

血を飲まないととてもと言うほどは強い力は出せなかった。

訓練以外は、9人に自分の血を捧げた。

美味しいと飲んでくれるから、とても嬉しかった。

けれど、この幸せも続けれなくなってしまった。

50年後、最強のヴァンパイアハンターが現れ、

吸血鬼の王でも倒せなかった。

そして、9人はそれぞれの心臓を一つの肉体にし、

最凶の吸血鬼の王、ノインテーターを作り出すことにした。

そう決まれば、私を含め、10人で準備をした。

私は血を捧げ、その血で魔法陣的なのを書いた。

そして、その時が来た。