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27話 ページ39

ふと、私は目を覚ました

さっきまで何かの夢を見ていたはずなのに思い出せない…


イルミ「おはよう、A」


黒髪の男の人…間違いなくイルミお兄ちゃんだ


「う…ん、おはよう」


イルミお兄ちゃんをみていると脳裏に銀髪の私より年上そうな男の子の姿がちらつく

金髪の男の子人、黒い髪の男の子、スーツの人…

その輪の中で幸せそうに笑う私

こういうのを既視感(デジャヴ)って言うのかな


イルミ「…どうしたの?」


「なんでもない」


私はなぜか首についていた青と赤の石がついたネックレスを握りしめた



イルミ「そう」

ーーー

私はお兄ちゃんと一緒に船着場へ行った

途中で顔に針を刺して変形させていて怖かった


ゴン「あ、A!」


キルア「無事で良かった…」



ズキン…と頭が痛んだ


「あ、ありがとう二人共!」



見た限り二人は私の事を知っているのかな

ああもどかしい。何かが思い出せない



キルア「A?何かあったか?」


「ううん!何もないよ!」


クラピカ「A!やっと見つけた…怪我はなさそうだな」


「…大丈夫!ありがとう!」


…どうしよう、名前がわからない

そう思いながら不自然じゃない程度に会話をした

金髪の人が何かを考えるかのように私を見ていたが、気にしないようにした


ーーA…思い出して…。念なんかに負けないでーー


頭の中で聞き覚えのある声がしたが私はしらないふりをした




ーーお願い。誰でもいい。誰か…Aを元に戻して…ーー



髪につけている青いリボンが風に揺られ、ラベンダーの甘い香りが辺りに漂った

28話→←26.5話 暗闇の海に沈む少女



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リラン(プロフ) - とても面白いので、更新待ってます! (2020年3月2日 10時) (レス) id: c050d878db (このIDを非表示/違反報告)
フラフラ - 16キロ… (2019年10月22日 22時) (レス) id: ffc000f0c9 (このIDを非表示/違反報告)
荊鈴音@月猫(プロフ) - りんごの種さん» あ…そうすればよかったのか。なるほどありがとうございます! (2016年8月29日 1時) (レス) id: 84db3d4b80 (このIDを非表示/違反報告)
荊鈴音@月猫(プロフ) - ヒナにゃんさん» ありがとうございます!スランプ気味ですが頑張ります (2016年8月29日 1時) (レス) id: 84db3d4b80 (このIDを非表示/違反報告)
りんごの種(プロフ) - 真っ先に自分が出てくるって……小説の目次で報告すれば宜しいと思うのですが……。 (2016年8月28日 17時) (レス) id: c9795b5377 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月猫 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2014年10月6日 8時

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