26.5話 暗闇の海に沈む少女 ページ38
目を開けることが億劫だ
そんなことを思いながら身体が沈む感覚を受け入れる
まるで底なしの海に沈んでいっているみたい
このままどこまでも沈んでいって誰にも見つけられないのかな
ふと、光が差し込んできた
頑張って目を開けてみる
すると真っ青な水の中にいて一筋の光が差し込んでいた
大好きなキルアの瞳みたい………あれ？
《キルアって………誰だっけ…》
思わず頭に手を当てた
すると、黒いワンピースが目に入った
いつの間に着替えたのだろうか 、ひらひらしたそれは水の中で漂っていた
そういえばなんで水の中なのに息ができるんだろう
わからない…なんで？なんで？
なんで私はここにいるの？
だって私はさっきまで……
さっきまで…
何をしてたの…？
胸にあるのは喪失感
思い出せそうで思い出せないこのもどかしさが嫌だ
〈…もう起きる時間だよ。A〉
この声は誰だろう
そこからは光が消えたことしか覚えていない
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リラン(プロフ) - とても面白いので、更新待ってます！ (2020年3月2日 10時) (
レス) id: c050d878db (このIDを非表示/違反報告)
フラフラ - 16キロ… (2019年10月22日 22時) (レス) id: ffc000f0c9 (このIDを非表示/違反報告)
荊鈴音@月猫(プロフ) - りんごの種さん» あ…そうすればよかったのか。なるほどありがとうございます！ (2016年8月29日 1時) (レス) id: 84db3d4b80 (このIDを非表示/違反報告)
荊鈴音@月猫(プロフ) - ヒナにゃんさん» ありがとうございます！スランプ気味ですが頑張ります (2016年8月29日 1時) (レス) id: 84db3d4b80 (このIDを非表示/違反報告)
りんごの種(プロフ) - 真っ先に自分が出てくるって……小説の目次で報告すれば宜しいと思うのですが……。 (2016年8月28日 17時) (レス) id: c9795b5377 (このIDを非表示/違反報告)
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