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お久しぶりですね ページ2
午後４時。テストだった為、１週間ぶりの出勤だ。
さすがに久しぶりすぎて何て言って入ったらいいか分からず、とりあえず「お疲れ様です」と言って入る。
「ああ、ほたる久しぶりだな」
「はい、お久しぶりですね国木田さん」
「...目の下。隈すごいな。眼鏡を掛けていても見えるぞ...」
そうだ。眼鏡を外すのを忘れていた。
あと。ちなみにこれは伊達眼鏡だ。
学校で探偵社員ということがバレると、色々面倒くさいので、気休め程度にしかならないだろうが掛けている。
「外すと余計目立つな...医務室で寝て...あ、そうだほたる」
「？」
「新人が入った」
「？」
「新人が入った」
え？
国木田さんから話を聞いた。
調査していた災害指定猛獣が無意識に異能力を使っていた新人、敦だった。
それを太宰さんが探偵社に入れようと提案。今日、昼前に無事試験も合格。
だが午後に入った依頼がマフィアの罠だった。しかも芥川。何とか追い返したらしいが。
その時芥川が敦には闇市で70億の懸賞金が懸かっていると言った...とのこと。
「すごい...。楽しそうですね」
「どこがだ。さっさと帰って寝ろ」
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作者名：あまと | 作成日時：2020年5月24日 20時
