烏野高校には、もう１人２年生が居たようで... (ページ16)

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縁下「どんまーい(棒)」

『あ、そうだ。』

『今ちょうど縁下のとこ向かうとこでさ。』

うん。ちょっと本題忘れてた。

縁下「どうした?」

『公民と古典教えてください。』

縁下「あぁ。」

縁下「確かに今回のとこ分かりにくいよな...」

『お願いしゃす。』

縁下「ん、まぁ水野は覚えも早いし良いよ。」

『やった...!』

縁下「ただ、交渉条件として今回の数学ちょっとだけ教えてくれない?」

おぉ、数学なら得意分野!

『それくらいならいいよ。』

縁下「ありがとな。」

『明日の昼休みか放課後空いてる？』

縁下「明日は部活休みだからいける。」

『おっけ!』

『んじゃ放課後でいい?』

縁下「りょーかい。」

無事に縁下に勉強教えてもらえることになったんだけど...

あれ、これ田中連れて来なくて良かったのでは...？

『田中いつまで崩れ落ちてるの?』

縁下「ほんとに。」

田中「起き上がるタイミング見失ったんだよ!!」

田中「めっちゃ俺空気だったぞ!?」

『あれまぁ。』

縁下「どんまい。」

田中「俺泣くわ。」

『泣け泣け。』

縁下「俺先に部活行くわ。」

緑下「水野またな～」

『うん、またね～』

田中「...2人とも酷くね？」