烏野高校には、もう１人２年生が居たようで... (ページ1)

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PROLOGUE ページ1

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１人廊下を歩いていると、急に声をかけられた。

西谷「なぁA、そろそろ戻って来ねぇか？」

目の前にいる低身ちょ...ほんの少し背の低い奴は、真剣な顔つきで聞いてきた。

『...西谷か。』

『前も言ったろ?』

『僕はもう戻る気はない。』

もうやめたんだ。

西谷「本当にそれで良いのかよ。」

『僕はそれを選んだんだよ?』

『後悔なんてしてない。』

少し嘘が混じってるけど、もう僕は戻らない。

いや、もう戻れない。

西谷「...お前は未来のエース候補だろ?!」

『...』

西谷「日向...後輩だって待ってんだよ。」

いや、僕会ったこと無いんだけど...。

後輩入ったんだ...。いやそりゃ入るか。

『いや、僕その後輩知らないんだけど。』

西谷「あ...そういやそうか!」

西谷...バカか。

レシーブはかっこいいのにな...。

西谷「取り敢えず早く戻ってこい!」

西谷「A!!」

『...』