【マッシュル】七人兄妹の末っ子ちゃん

第14話 ページ15

スフィンクス「朝には4本足」

スフィンクス「昼には２本足」

スフィンクス「夕方には3本足の」

スフィンクス「生き物なーんだ」

レモン「…………絶対 ヤバイやつじゃないですか」

レモン「(所詮はテスト私の魔法でここは……)」


スッ

パシィッ


レモン「っ！」

スフィンクス「我が問いに答えよ」


ペタッ


レモン「(だめだ………腰が抜けて)」

レモン「(まずいまずい……なぞなぞ？どうしよう)」

レモン「(朝が4本足 昼が2本 夜が3本……)」

レモン「(あ ダメだ。動揺で頭が回らない！！)」

スフィンクス「タイムア――――――ップ」

スフィンクス「汝に罰を与える」


グオッ


レモン「助けっ………」

レモン「ッ！(違いますね………)」

レモン「(これは確かに罰………自分のために他人を騙した)」

レモン「(最低ですね 私は………ごめんなさい。キノコ頭さん………)」


ゴオッ


マッシュ「そんな生き物」


ゴン


マッシュ「いる訳ないだろ」

スフィンクス「オファッ」


ズシイッ


レモン「なっ……なんでわざわざ助けに来てくれたんですか………」

マッシュ「いや………諸事情が僕みたいな感じだったらなんかカワイソウだと思って………」

レモン「ッ！」

マッシュ「それに、女の子が困ってたら助けるって言われてるから」

レモン「あ、ありがとうございます！…………でもたぶんもう間に合わないですよ。今からじゃ……」

マッシュ「僕がどうやってここまで一瞬で来たと思ってるんだ」

レモン「え？」











A『んー。』

A『右か、左か、真っ直ぐか……………。んー。』

A『まぁ、考えても分からないし。勘で進むか！』


トコ トコ トコ トコ


A『右に曲がりたい気分』


A『真っ直ぐな予感！』


A『左と思いきや……………右に行く』


A『そして最後に左に曲がると……………』


A『出口の道が開かれて……………GOAL！』

A『ん？』

A『マッシュがいない？』

A『(それどころか一人しかGOALしてないけど？)』

ルッチ「おめでとう………お前は2位だ」

A『(1位は青の髪色に左耳に土星のピアス………話しかけちゃダメってマッシュと約束したしな〜)』

A『もう少し待つか。』

土星ピアス「・・・」

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