【マッシュル】七人兄妹の末っ子ちゃん

第1話 ページ2

ここは魔法界

みなが当たり前のように魔法を使い

当たり前のように魔法が日常にある世界

魔法は神から与えられたものとされ

そんなこの世界の深い森の中に

この世界とは相反する存在の彼はいた





マッシュ「フンフンフンフンフンフンフンフン」


ガシャ ガシャ ガシャ ガシャ ガシャ


ガシャン


バッ


マッシュ「筋トレ後のシュークリームは格別である」

もっ もっ もっ もっ


トコ トコ トコ トコ トコ トコ


そして彼女もまた相反する存在である


マッシュ「あ」

A『マッシュ 筋トレ終わった？ 帰ろ。』

マッシュ「うん」











レグロ「(わしの名前はレグロ・バーンデット)」


コポポ


レグロ「(息子と娘の3人暮らしをしている)」

レグロ「(シックでエレガントな75歳じゃ)」

レグロ「(この歳になると大概のことはイライラしなくなる)」


ズズ………


レグロ「(何故なら積み重ねて来た経験がストレスに対処する方法を教えてくれるからじゃ)」


ガタ ガタ ガタ ガタ ガタ ガタ ガタ ガタ ガタ

シーン


バキィ


レグロ「ルアアアアアッ」

マッシュ「あ じいちゃん。ただいま」

A『じいちゃん。今帰った』

レグロ「なんでドア壊して入ってきてんだマッシュ！」

マッシュ「押し戸か引き戸わかんなくなっちゃって、なんとかしようと………」

レグロ「結果的に壊してっけどね！！なんでAも止めないの！」

マッシュ「ごめんじいちゃん…………なおすよ」

A『ごめんじいちゃん……次は止めるよ』

レグロ「いや……まぁ。反省してるんなら……まぁ」

レグロ「(スッゲー素直なんじゃよな 毎回………)」


ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ


レグロ「ルアアアアアッ」

レグロ「向き向き向き向き向き向きィィィィ」

マッシュ「おかしいな ハマらない」

A『裏表反対なんじゃない？』

マッシュ「あ こうか」


ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ ガッ


レグロ「いや向きィ！！」

マッシュ「え？ なんて？」

レグロ「それを1度やめろォオオオ！」

マッシュ「オレの尻を舐めろ？」

A『違うよ オレの髪 生えろだよ』

レグロ「イヤアアアアアアア」


バキィッ


マッシュ「あ」

A『あ』

マッシュ「・・・」

マッシュ「ごめんじいちゃん」

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