歌パロ (ページ29)

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side 松村北斗

髙地の気持ちを聞いてやっぱりなと思った
と同時に焦りを感じた

もう迷ってる時間はない

アピールはした
本人も俺がジェシーを好きだってことは知ってる
ただ、恋愛対象だとは思ってないと思う

鈍感で自己肯定感の低い彼には
口に出して言わなきゃ伝わらない
だから俺は今日これから伝えるよ

この扉の奥には俺の想い人がいる

緊張するなぁ

はぁー

松村北斗、いってきます！

ガチャッ

北斗「ジェシーおつかれー！お待たせ。急に呼び出してごめん」

ジェシー「おつかれー！全然大丈夫だよー」

優しい彼の微笑みに胸がキュッとなる

北斗「あのね、ジェシー」

ジェシー「ん？」

北斗「俺、ジェシーのことが好きなんだ」

ジェシー「知ってるよ？w」

北斗「そうじゃなくて…」

ジェシー「……？」

北斗「…恋愛対象としてジェシーのことが好きなんだよ」

ジェシー「……！」

驚いた様子のジェシー
そりゃあそうだよね…

北斗「俺のこと気持ち悪いって思った…？」

ジェシー「思わない！思うわけない！ただ、びっくりはした」

北斗「ありがとう。そうだよね。驚かせてごめん。ジェシーが俺のことをそういうふうに見てないことは重々承知してるよ。だから、これからは意識して」

そう言って、彼を引き寄せ少し背伸びをした

チュッ

目を開けると目の前には彼の驚いたカオ

みるみるうちに真っ赤に染まってく
色が白いからわかりやすい
耳も首も真っ赤にして…

かわいいなー

北斗「ジェシー、大好きだよ♡」