◇冷たい ページ13
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携帯をポケットにしまって、脱衣所を出る。
と、そこには─
「Aさん･･･」
脱衣所のドアのすぐ横で、腕組みしながら壁にもたれかかってるAさんが居た。
「･･･ごめんね、雅紀がコートかけてくれた時に起きたの。
そしたら、ポケットから何か取り出して‘Aじゃん’って。聞こえちゃって。」
脱衣所の方行ったから、どうしたんだろって見に来た、と続けたAさんは。
凄く凄く、冷たい瞳をしていた。
「･･･Aって、私と同じ名前だね。雅紀、凄く優しい声してた。」
･･･こんなところで、知られてしまうなんて。
きっとAさんは、気づいてる。
「Aさ、ちが、「何が違うの？」」
尚ももたれかかったままのAさんは、視線すらも向けてくれない。
「Aちゃんって子の事、雅紀好きなんだよね。･･･それで、名前が同じ私をその子の代わりにしたわけだ。」
冷たく吐き捨てるように言うAさんに、俺はぐっと言葉を飲み込む。
違うなんて言えない。
はじまりは、そうだったんだから･･･。
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蓮 架(プロフ) - ニノちゃん大ちゃん。さん» はじめまして!コメントありがとうございます(*´∀｀*) うわわ、凄く嬉しい言葉ありがとうございます! 相葉くんの想い、伝わるといいですけどね(笑) (2013年11月9日 21時) (
レス) id: 73c955a866 (このIDを非表示/違反報告)
ニノちゃん大ちゃん。(プロフ) - 初めまして。一気に読んじゃいました、このお話の続きが気になるくらいはまっちゃってます☆相葉君の思いつたわれーって思ってます(笑) (2013年11月9日 21時) (レス) id: c3f188c7ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮 架 | 作成日時：2013年11月6日 18時
