◇表口の [11/06] ページ1
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･･･寒い。
時刻は、たった今午前2時を少し過ぎたくらい。
俺は、Aさんの勤める会社の表口の隅の壁にもたれて立っている。
･･･何してんだか、俺。
こんな事したら、気持ち悪がられるって。
･･･だけど、今日もお店に来なかったAさんが、俺なりに心配だった。
残業ばかりだというのは、先々週くらいにお店に来た時に言ってた。
飲んでいる時も、時折みせる疲労感。
役職がついているAさんの責任感とか仕事量とかは、俺が想像出来る範疇にはない。
だから、お店に来た時はAさんが癒されるように。
いつもよりも笑って、いつもよりも喋って。
Aさんが笑ってくれたら、嬉しくて。
いつからか、‘Aさんのため’だった事は、‘自分のため’になってた。
「結局、俺がAさんの笑顔見たいだけなんだ･･･。」
はあ、とやるせない溜め息をつけば、白い息に変わって空気にすーっと溶け込んだ。
それすらもなんだか虚しく感じる俺は、かなり重症だろう。
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蓮 架(プロフ) - ニノちゃん大ちゃん。さん» はじめまして!コメントありがとうございます(*´∀｀*) うわわ、凄く嬉しい言葉ありがとうございます! 相葉くんの想い、伝わるといいですけどね(笑) (2013年11月9日 21時) (
レス) id: 73c955a866 (このIDを非表示/違反報告)
ニノちゃん大ちゃん。(プロフ) - 初めまして。一気に読んじゃいました、このお話の続きが気になるくらいはまっちゃってます☆相葉君の思いつたわれーって思ってます(笑) (2013年11月9日 21時) (レス) id: c3f188c7ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮 架 | 作成日時：2013年11月6日 18時
