【黒バス】バスケ部たちは異世界へ行ってしまったようです。【銀魂】

第一訓 人の決意はインチキ占い師並みに当てにならない ページ2

桜が舞い、新入生と部活の勧誘で賑わう...

を通り越して。

新入生の奪い合い、それはまさに戦争!!

レベルでごった返す校内に その少年...

『幻の6人目』黒子テツヤは立ち尽くしていた。

ここ、誠凛高校は2年前創立したばかり。

勿論のこと入学者は多い。

それに加えて、異常な量の勧誘で全く前に進めない。

新入生にとってはありがた迷惑な話だが、迷惑してるのは新2年としても同じことだ。

黒子もその被害者の内の1人だった。

話は一時間ほど前に遡る......




〜黒子side〜

黒:「新入生の勧誘、ですか？」

相:「そうよ！ 新2年にも手伝って貰おうと思ってね〜!! ほら手伝えるんだから喜べ2年共！」

それ喜べ !!ほら喜べ!!

...と、なんか無茶苦茶な事を言いながら、僕らのカントク、相田リコ先輩が笑う。

僕ら新2年は、朝早くからカントクの

『今から30分以内に部室前集合!』

『遅れたら練習4倍にしちゃうゾ？』

という内容のメールに起こされ(脅され)命の危機を感じながらも、ちゃんと部室前に集合してました ←

火:「つーか 勧誘しなくても数人は入ってくんじゃね？ですか？ 俺ら一応、日本一になったし」

凄く面倒くさそうに口を開いたのは僕の相棒であり新たな光の、









二股眉毛くん ←

火:「オイ黒子、お前今失礼な事考えてなかった？」

チッ...... 読心術か.........

黒子:「いえ、全く考えていませんよ。 何言ってんですか このクソが」←

火:「クソって言った？ クソって言ったよな今 何この人」←


僕としたことが....

その眉毛を見ていると無性に苛ついてしまって... ←

謙虚なテツヤくんを演じねば.........!! ←

相:「とにかく、」

カントクが無理やり話戻しました。

相:「とにかくウチの部活勧誘はえげつないわ！」

黒:「いや知ってます」

相:「だから、うかうかしてたらバスケ部入部希望者も吹奏楽部に奪われてしまう!!」←

火:「どんな心変わりだよ 絶対そいつバスケそこまで好きじゃないだろ!!?」

火神くんが我慢できずにシャウト。

相:「去年実際にいたわ！」←

いたんかい！ ←

ほら、ツッコミどころ多すぎて、火神くんが口パクパクさせながら黙っちゃったじゃないですか!!

相:「つーわけで！ 各自1人連れてくることがノルマ！失敗したら練習3倍!!以上!!!」

火:「職権乱用ウゼェェェェ!!!」←


こうして僕らは新入生を捕獲するべく散らばり、今に至ります。

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