【学園アリス】転生天才少女は原作をぶち壊します。１

19.蛍 ページ22

貴方side

しばらくナルは帰ってこなかったので、ソファーでボーッとしていたら、突然部屋のドアが開いた。


貴方「わ、わぁ！？」


いきなりすぎて心臓が跳ね上がり、思わず声を出してしまう。


ナル「あれ？驚かせちゃった？ごめんね〜。
あ、入って今井さん！
Aちゃん、この子が今井蛍ちゃん…転入生だよ♡」


ナルの後ろから、私と同じぐらいの背丈の女の子が顔を出す。


わぁぁぁぁーー！！

本物の蛍だぁぁーーー！！！


制服は既に着ていて、よく似合っている。遠目から見ても、美少女だと分かるぐらい可愛い。


そんな分析をしていたら、蛍が私をじっと見つめているのに気づいた。

すると私の方に一直線に歩いてきたので、私もソファーから立って、蛍に向き合うように立った。


蛍「貴方…名前は？」

貴方「神崎A。Aって呼んでね！よろしく、今井さん！」

蛍「…私も、蛍でいいわ。よろしく、A」


そう言って蛍は私に微笑んだ。


ほ、蛍が私のこと呼び捨てで呼んでくれたぁっ！！

感動…



貴方「分かった！蛍、よろしくね！」



すると蛍の後ろにいたナルが、なんか真顔でじっとこっちを見てる…


え、何だろ？



貴方「…鳴海先生どうしたの？」


そう言うと、ナルはハッとしたように目を見開いて、ぱっと笑顔に戻る。


ナル「ううん、何でもないよ♡僕、上に報告に行ってくるね！」


笑いながらそう言って、再び部屋から出ていった。
横にいる蛍も、不思議そうに首を傾(かし)げている。


ナル…何なんだろ…？







*






それからナルが帰ってくるまでの間、蛍と喋っていた。

私と蛍は物凄く気が合って、すぐに仲良くなった。


話していた中で、蛍が私に言った一言。



蛍「A…貴方、頭良さそうね」

貴方「…へっ？何で？」

蛍「言動が大人っぽいから話が合うのよね。…あのバカとは大違い。(ﾎﾞｿｯ」



蛍はすっごい小さい声で言ったけど、私にはバッチリ聞こえましたよ！

バカ＝蜜柑だよね！蛍、口元が緩んでたよ。


蜜柑、安心して！

蛍、蜜柑のことすっごく大切に思ってるよ〜！




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どうも、有猫です！

4日ほど更新出来なくてごめんなさい！


Wi-Fiがぶっ壊れてました(^_^;)

でも今日なおったんで、また今日から更新頑張っていきます(*^^*)

ご迷惑おかけしましたm(__)m

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