No.153 ページ18
「気球追ってるマフィアってどのぐらいいる？」
「うーんと・・・多分ヨークシン中のマフィアが総動員で追ってる。」
「うわー、絶対着陸大変じゃん。」
はあっとため息をつくシャル。
うん、確かにこの人数で囲まれたら蹴ちらすの結構大変そうだわ。
…あ、今すっごく嫌な未来想像しちゃったんだけど。
「ナナ、ダークリリーで着陸場所一掃して。」
「言うと思ったよ！…あの能力使うとしばらく円できなくなるんだよね。」
オーラ量の使用量が私目線でもかなり多いダークリリー。
一回使うとオーラ不足でしばらく円ができなくなる。
つまり隙が生まれる。
てか、疲れるし！正直あんまりやりたくない。
「あー、そっか。それはそれで困るし…仕方ないか。」
「え、フランで全員銃殺？」
確かにダブルマシンガンなら一気に全員一掃も可能だろう。
…うう、規格外。
「さっきの制圧でオーラ使いすぎたからな。今は無理だ。」
「あ、やっぱフランの念弾も限界あるんだ。」
「…むしろ無かったら敵なしじゃん。」
シャルに冷静に突っ込まれる。
ぐはっ、ダメージが…
というかそれじゃどうするの？他に広範囲殲滅型っていたっけ？
「みんな、今から真下の岩石地帯に着陸する。」
シャルがものっすごく嫌そうな声でそう言うと、みんなが戦闘態勢をとった。
うん、だからどうやって着陸すんの？
着陸地点にはすでにたくさんのマフィアが構えてる。
あそこに着陸はいくらなんでも無理なような気が…
と思ったら、シャルがアンテナを投げた。
そしてそのアンテナはマフィアたちのすぐ近くにあるおっきい岩に。
…あ、何するかわかったかも。
「はっ、こんな小細工で何ができるってんだよ！」
下のマフィアの人がこっちに向かって叫ぶ。
気づいてないのかな？
あのアンテナの信じられないタチの悪さに。
「わかってないなー、…なんでもできるんだよ。」
シャルはそう呟くと、携帯に命令を打って。
次の瞬間、岩が砲弾のようにマフィアのど真ん中に突っ込んで…
爆発した。
あの岩にはシャルのオーラが付与されている。
つまり、砕けたかけら一つ一つに大砲レベルの威力がある。
まあそりゃそんなの浴びたら、死にますよね。全滅ですよね。
そうしてできた空間に着陸。
うわー、無機物操作の思いの外のえげつなさにびっくりだわ。
だってもう視界に入るもの全てが武器じゃん。
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りんごぱんだ(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます！頑張って更新させていただきます！ (2018年2月4日 20時) (
レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 続きがとっても気になります!!更新楽しみにしてます! (2018年2月4日 17時) (レス) id: 471f321dcd (このIDを非表示/違反報告)
りんごぱんだ(プロフ) - ゆぎーさん» コメントありがとうございます！とにかく旅団メンバーは何があっても殺させないのでご安心を。というかそんなの書けないです……これからも頑張るのでよろしくお願いします！ (2017年12月28日 13時) (レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎー(プロフ) - 更新を毎回楽しみにしてます！パクとウボォーはいなくならないでください！夢主無理せずに頑張って！ (2017年12月28日 10時) (レス) id: 3af73fb010 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごぱんだ | 作成日時：2017年11月10日 20時
