No.51 【主人公組がステキすぎて辛い】 ページ8
えーと、クラピカはと・・・
「ナナ、さっきからなんでキョロキョロしてるの？」
うーん、クラピカ探してるとか言ったら不審感丸出しだよね。
「いや、別に。ここどこなんだろうなーって。」
「んなの、考えても仕方ないだろ。いいからさっさと行こうぜ。」
「ん、了解。」
まあそのうち見つかるよね。こんな狭い空間にいて会わないとかありえない。
と、思ってたら約3秒後…
「おいゴン、お前ら早すぎだろ！」
「レオリオたちが遅いんだよ！もっと早く走んねーと逆に疲れるわ！」
「なんだと！」
「まあまあ二人とも、余計な争いは体力を消耗するぞ。」
はい、クラピカはっけーん。
いやいくらなんでも早すぎでしょ！
まだ心の準備もできてないのに。
金髪にコンタクトを入れている黒い目。思いっきり原作そのままのクラピカだ。
「あ、レオリオ、クラピカ！紹介するね。この子はナナ。」
や、やばい。クラピカに何て言えばいいのか…
「女性の受験者とは珍しいな。にしても体力はあるようだし…」
「おお、嬢ちゃんか。気をつけろよ、この試験何があるかわからん。」
「いえいえ〜、試験中よろしくです。」
「あ、敬語使わなくていいぜ。そんなに年も変わらねーだろーし。」
・・・この流れ、絶対あれくるよね。
「そういえばナナは何歳？」
「15歳。ゴンたちより年上かな？」
「嘘だろ！ぜったい下だと思ってた・・・」
おい。キルア！確かに日本人は若く見られるけど！私もう15だから！
「…レオリオは？」
きたーこの流れ！…これ私も演じた方がいいのか？
「俺は10代だ！;」
「「「えーーーーーーーー！」」」
…知ってても思わずびっくりしちゃった。レオリオ超老け顔！
「…おいナナ、聞こえてんぞ。」
「げっ、うっかり。ソーリーソーリー。」
「うっかりじゃねーわー！」
あ、レオリオ怒っちゃった？また全部口から出てた。
「ナナって面白いねー。そんなストレートに言っちゃうとは…」
「確かにな。何も考えていないようなところはゴンに似ているが」
「ちょっとクラピカ！俺何も考えてないわけでも…あるか。」
そう言って頭をかかえるゴンを小突くキルア。それを見て笑うクラピカとレオリオ。
すっごい平和。こっちに来てから初めて見るレベルに平和。
…私はあそこには入れない。
ダークサイドの私に彼らの友だちを名乗る資格はない。
No.52 【キルアの取り扱い方】→←No.50 【ゴンって石頭だね】
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村蓮(プロフ) - クラピカと蜘蛛が和解出来て本当に良かったです…！！！主人公ちゃんとクラピカの仲が悪くならなくて本当に良かったです(泣)シャルとのイチャイチャもトキメキ過ぎてどうにかなっちゃいそうです…/// この小説を読むのが毎日の楽しみです♪ (2022年6月29日 5時) (
レス) @page50 id: 51c88eb12b (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 番外編で腹筋崩壊しましたwww 嗚呼、吹いたコーラの片付けしなくては... (2020年7月5日 14時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごぱんだ | 作成日時：2017年9月14日 12時
