番外編〜だって心配なんだもん〜 ページ49
【ナナがアジトに戻ったあと】
うー、もう疲れたよ。
ナナさん、現在1時間ぶっ通しでアイネの愚痴を聞いておりま〜す。
「だからさー、ナナは注意力が足りないんだって。普通目の前にいる人に突進してぶつかる？
あれ、運悪かったら死んでたよね。イルミさんだよ、イルミさん⁉わかってる？」
「だ、だってあの時は後ろから変態ピエロに追いかけられてて…ってみんな⁉」
そんな会話をしてたら、後ろから殺気が…
「アイネ、その話もう少し聞かせてもらえる？」
そう笑顔でアイネに言ったのはシャル。…なんか声が怒ってる。
それを聞いてぞろぞろ集まってくる旅団の皆さん。うー、怖っ
「うん、いいよ！えっとねー、二次試験は・・・」
いままで喋れなかったからかペラペラとハンター試験の思い出を話すアイネ。
…聞けば聞くほどみんなの殺気が濃くなっていく。
「…ナナ、何してるの。」
こそっと入り口から逃走しようとしたら、マチに捕まえられた。
う、動けない…
「注意してって言ったよね…」
シャルの声が本格的に怒ってるモードに入る。
・・・これ、私死んじゃうかも。
フィンとフェイに正座させられ、シャルとマチからお説教を受け・・・
「すみませんでした…」
「「わかればよろしい。」」
やっとシャルとマチから解放された〜
その頃合いを見計らってか、クロロが部屋から出てきた。
・・・こいつ隠れてやがったな。
「にしても、お前ら心配しすぎだろう。ナナだって子供でもないのに。」
そーだそーだ！
クロロ初めていいこと言ったねっ！
「おい、ナナ。聞こえてるぞ。」
うっ、クロロからの冷たい目線が辛い…
ぶー、褒めてあげたのに。
なんて思って膨れていたら。
気がついたらシャルに抱きしめられていた。
「団長、ナナは子供じゃないけど…俺の宝物だよ。」
その言葉が無性に恥ずかしくて思わず下を向くと。
頭をくしゃくしゃとなでられて。
「だから心配して当然。…団長だって宝物が傷つくのは嫌でしょ。」
「確かにな。…ナナ、愛されてるな。」
クロロの最後の一言は私に向かってささやかれたもので。
…シャル、これからも宝物って思ってくれる？
こんな私だけど、あなたに愛されたいって思っていいよね？
「シャル、大好きだよ。」
そんな様子を微笑ましく見つめる他のメンバー。
これが最近の旅団の日常。
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村蓮(プロフ) - クラピカと蜘蛛が和解出来て本当に良かったです…！！！主人公ちゃんとクラピカの仲が悪くならなくて本当に良かったです(泣)シャルとのイチャイチャもトキメキ過ぎてどうにかなっちゃいそうです…/// この小説を読むのが毎日の楽しみです♪ (2022年6月29日 5時) (
レス) @page50 id: 51c88eb12b (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 番外編で腹筋崩壊しましたwww 嗚呼、吹いたコーラの片付けしなくては... (2020年7月5日 14時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごぱんだ | 作成日時：2017年9月14日 12時
