検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:139,510 hit

友達 注意:捏造あり ページ29

堕姫side

柑菜『凄い上から物を言うけどね…たった世界で一人だけの血の繋がった兄弟なんだ大切にして?』

何よ!何なのよこいつ!

堕姫「五月蝿いわね!あんたに何がわかるのよ!寝床もしっかりとした場所があって、綺麗な顔だって持っていて!強さだって持っていて!全部持っているじゃない!」

何なのよ!知ったような口ききやがって!

柑菜『…がう』
堕姫「何よ!」

いちいち癪に触る!

柑菜『違う!私は強くなんかない!大切な家族を守れなかった!守ると決めた尊敬していた人達すら守れなかった!終いには家族をどん底に堕としてしまう!他人を絶望させてしまう!みじかな人だって守れない!自分のしたいことすら見失ってる!
…ヒグッ!ウッ!姉さん達に…!カナエさん達に会いたいよ…!守りたかった!命を賭してでも!』

遂には泣き出してしまった。

柑菜『だけど!貴方達のしたことは許されることじゃない!孤独な過去を持っているのかもしれない!けど!ダメなんだよ!』

何なのよ!
何なのよ!!

堕姫「何を上から物を言っているのよ!ふざけるな!」

私だって!私だって!

柑菜『だから!せめて死ぬ前でもいいから誰か信用できる人を兄以外に作って欲しい!だから!私と友達になろう?』

は?
何を言いだすんだこの女は。
一気に場の雰囲気変わった。

堕姫「ふざけんじゃないわよ!」
柑菜『なってくれない?ちなみに私の名前、柑菜じゃなくてAって言うの。梅ちゃん。これから宜しくね?』

梅?誰よそれ。私の名前は堕姫…、いや私の人間の頃の名前?わからない
けど、嬉しい。
初めて友達ができた

梅「わかった宜しくA…」

_____________
貴方side

梅ちゃん…
消えちゃったなあ。
最後に私なんかが友達になって良かったのか?
満足してくれたかな?
きっと君達は地獄へ行ってしまうけど。
短い間だったけどいい子だってわかってるから。
環境が貴方を…貴方達を変えてしまったことだってわかってるから。
生まれ変わっても一緒にまた会いたいな。

妓夫「梅!」

ああ、妓夫太郎も消えてしまうのか。
敵だったのになんだか悲しくなっちゃう。

貴『妓夫太郎、生まれ変わっても妹さんと仲良くね』
妓夫「…ああ、妹と友達になってくれてありがとなあ」

パラパラ

消えていってしまった。
彼女達の結末は変わっただろうか?変えれただろうか?
鬼殺隊としてあるまじき行為だけど、未練を残しながらこの世を去ってしまうよりマシでしょ。

ネッチネチ→←言い争い



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (67 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
167人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

氷華 - カナリアさん» ありがとうございます!更新頑張ります!そちらの作品も読んでみますね!応援ありがとうございます! (2019年9月23日 7時) (レス) id: fcd789ed98 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年9月21日 22時) (レス) id: 0cf1c80018 (このIDを非表示/違反報告)
氷華 - 夜さん» ありがとうございます!早速聞いてみてリピートしてます!ミクちゃんいいですよねえ!私はウナちゃんと一緒に歌ってるミクちゃんが好きです! (2019年8月28日 8時) (レス) id: fcd789ed98 (このIDを非表示/違反報告)
- お疲れ様です!私は初音ミクの「千本桜」と「六兆年と一夜物語」っていう曲が好きです!(知ってるかな?)無理はしないでくださいね! (2019年8月26日 22時) (レス) id: 3d6828cd0d (このIDを非表示/違反報告)
氷華 - リリさん» ありがとうございます!英検が終わったら更新ペースを何が何でも上げますんで楽しみにしていてください! (2019年8月26日 11時) (レス) id: fcd789ed98 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鶯谷緑 | 作成日時:2019年8月8日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。