彼の方言は分かりやすい？②【ヒロアカ】 (ページ17)

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62話じゃ！ページ17

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ほいで二人は、一歩を同時に踏み込んだんじゃ。自身が持てる最大の力をもって、互いにぶつけ合おうとしだす。

二人の個性がぶつかり合うまで、

残り＿＿＿＿＿

3、

2、

1＿＿＿＿＿！！

ゴオォォオオオォォ！！！！

『っ......！！』

瞬時に顔を庇ったんじゃ。吹き飛ばされそうなくらい強い風と、ステージがいっこ(全く)も見えんほどに辺りを覆ってしまう煙。

観客席から悲鳴が上がってしまうくらいに、その威力は今までのケタ違いじゃったんじゃ。

｢何今の...お前のクラス何なの...｣

｢散々冷やされた空気が瞬間的に熱され膨張したんだ｣

｢それでこの爆風てどんな高熱だよ！！ったくなんも見えねー！オイこれ勝負はどうなって...｣

徐々に煙が晴れ、視界が開ける。勝敗はどうなったんか。それを確認するために手すりから身を乗り出してステージを確認したんじゃ。

そこに立っとったなぁ＿＿＿＿＿＿

｢緑谷くん.........場外｣

｢＿＿＿＿＿＿＿＿轟くん、3回戦進出！！｣

焦凍、じゃったんじゃ。

余程の高熱じゃったんじゃろう。炎を出しょぉった左側の上半身。上着と、その下に着とったインナーまでもが見事に炎で焼かれてしもぉたようじゃ。

｢ステージの修復まで小一時間かかるなコレ...しゃーない！！次の試合までちょっと休憩タイムだ！！｣

壁に打ち付けられて気絶した緑谷は、ロボによって搬送された。麗日をはじめとしたひとらぁ緑谷のお見舞いに行ったが、普段は出るそがぁな気力が今は湧いてこなかったんじゃ。

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