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第百四十六話 『懐かしい影』 ページ50

那楠side

この世界に飛ばされ、どれくらい経ったんでしょうか。

少なくとも、此方に来てから作った服が馴染むくらいには経ったようです。

私、古明地那楠は、そんな事を考えながら空を飛んでいた。

「…………?……あ、やってしまいました。」

ふと高度が随分落ちている事に気づく。

どうやら時間切れの様です。

「うーむ……どこか落ちても問題なさげなとこは…………っと……!?」

辺りを見回すと、視界の端に馬の様なものが映った。いや、上半身は人の様ですしケンタウロス?

まあいいです。そんな事より、私はそのケンタウロスの背に乗る人の一人に、激しい既視感を
覚えました。あれは…………

「……明音さん!?」

まさか明音さんまで飛ばされていたとは……


ん?


ドサッ

……あ、そうでした。私落ちてる途中でした。

地面に思いっきり全身を打撲し、のたうち回る事数分。

私はようやく平常心を取り戻した。


しかし、私は運が非常に悪かった様で―……

「堕落者の巣ですか?ええー……」

落ちた音に反応して、堕落者がぞろぞろと現れた。これはまあ、…………

「戦わなければ生き残れない、って感じですか?」

まあそうなんでしょう。対人戦ならともかく、堕落者には言葉は通じませんし……


「っハァー…………貴方達が神に作られたものかは存じ上げませんが…………



もしそうなら、命を神に返すべきですね。」




周りを、雷纏う岩石が漂う。




ここからは、私の舞台です……!

この小説の続きへ→←第百四十五話 『千世の考え』



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ゼロ(プロフ) - その話は一旦おいときましょ、なにかあったらあったで、きっと対応があります(多分) (2016年9月18日 10時) (レス) id: 59a32107a0 (このIDを非表示/違反報告)
ねこうさぎ(プロフ) - ネット依存狼少女さん» プロフィールはあんまり荒らされないんですが、小説に載せた瞬間荒らされるんですよ……(遠い目) (2016年9月18日 10時) (レス) id: 721485c99d (このIDを非表示/違反報告)
ネット依存狼少女(プロフ) - あれ、でも私がダメとなると太宰さんや江戸川さんのキャラクターかなりアウトじゃ… (2016年9月18日 10時) (レス) id: fb9839b891 (このIDを非表示/違反報告)
ネット依存狼少女(プロフ) - うぁあ難しい…荒らしも理由を言って荒らしてくれれば良いのに…。取り敢えずゼロさんの言うように苦情を待ってみます。 (2016年9月18日 10時) (レス) id: fb9839b891 (このIDを非表示/違反報告)
ねこうさぎ(プロフ) - 『容姿のイメージは誰々さん』とかなら大丈夫ですが、性格を似せると大惨事になります。 (2016年9月18日 10時) (レス) id: 721485c99d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海月 x他13人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年9月9日 16時

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