毒舌度１９０％ ページ32
ーー…
そんな昼休みを過ごし、時刻は放課後まで過ぎ去った。
終礼が終わるなり、私はカルマの席をバシバシ叩く。
『カルマ！ 放課後！ アイス!!』
「その食い意地どこから出てくんの？ 語彙力なさすぎでしょ」
『アイス美味しいよ？ ハーゲンダッツ奢ってね！』
夏バテを知らないなんて……流石豚。と鼻で笑われるが、自分から言ったんだろ？ 奢ってよ。
「なんだ、A。やっぱりアイス買って貰うのか？」
カルマの席を叩き、急かしているところに、委員長が苦笑いを浮かべながらやってきた。私は勢い良く頷き、委員長も来る？ と誘うが、あっさりと断られてしまう。
『えー。一緒にデートしようよー？』
「そう思うならAも来るか？」
『何処に？』
「本館の図書室」
そこ入れなくない？ と聞き返すと、委員長はテスト期間に向けて前々から予約していた。との事。それを聞き行こうかな？ と心が揺らぐ。
「一応何人かに声掛けたんだけど……Aはどうする？」
『んー……』
私は首を傾げながら横目でカルマの様子を盗み見る。カルマはちょっと不機嫌そうに荷物をまとめていた為、私は今日は良い。と委員長の誘いを断った。
『カルマとの先約があるからね。……いっやぁー、人気者は辛いなぁ！ まぁまた誘ってよ！ 委員長とのデートなら喜んで行くからサッ!!』
「っはは、そうだな」
私にツッコミもせず、委員長はあっさりと引き下がった。その様子を見届け、再びカルマに向き直る。
「……勉強、よかったの？」
『うん。今日はアイス食べたい』
「……っふ、こだわりすぎ」
『コンビニで良いから奢ってー』
「どうせならカフェにでも連れてってあげるよ」
『キャー、流石カルマ君！』
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葵(プロフ) - 立花 花泣さん» コメントありがとうございます！わざわざ一気読みとは……！ そう言って貰え嬉しく思います！次も早めに効果出来るように頑張ります！！ (2017年2月21日 18時) (
レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
立花 花泣 - すっごくすっごくおもしろいです！part5まで一気読みしてしまいましたｗカルマくんと夢主ちゃんのやりとりも大好きです！part6の修正が終わるも楽しみに待っています、これからもがんばって下さい！ (2017年2月21日 17時) (レス) id: a10039e702 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 音色さん» 閲覧、感想ありがとうございます！そう言って貰えて光栄です。part6以降ですが、只今訂正中の為公開が出来ません。なるべく急ぎますので、お待ち頂けると幸いです。説明不足で申し訳ございません。 (2017年1月30日 20時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
音色 - 最近いっきよみしてますっ！とっても面白いでっす！ところでお願いがあるんですけどpart6のパスワードって何か教えてくれませんか？すみません。お願いします！ (2017年1月30日 16時) (レス) id: 1114661b39 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - サヤさん» ありがとう！前原はイケメンなんだよ、多分きっと(( (2017年1月29日 23時) (レス) id: 014c775145 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2015年10月26日 18時
