番外編4 ページ44
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なんとか腕を掴み、背伸びをして手を伸ばすが、スマホを持った手を上に上げられる。
私とコイツの身長差は一目瞭然。頑張って伸ばしても虚しく空を切るばかり。
『んぅ………』
「あははっ。取れたら考えてあげるよ?」
ほーらほら。とスマホを下に下ろすが、私が手を伸ばしたらまた上に上げられる。
………ホント、遊ばれてる気しかしない。腹立つゥ!!!
ここで私は頭を使う。
………視界の端に映り込むポッキー。本来の目的。そして消したいスマホの動画。
………………いけるんじゃね???
『ねぇ、ダーリン』
「ん?お願いされても消さないよ?」
『消してくれたら………ポッキーゲームしてあげるよ?』
カーディガンの袖を引っ張り、小首を傾げながら上目遣い。
どうだ、このあざとさ。イリーナ先生技術や。叩き込まれたんだよ。
まぁこんなので成功するとか思ってませんけどね!!どうせキモッの一言で終わるのが目に見えてるけどねっ!!
それで私が鳩尾パンチするんでしょ!?て言うかその予定だし!!!
と言う訳でカルマさん、早くそう言って一蹴して下さい。
やってる私自身が気持ち悪過ぎて死にそう。
「………マジで?」
『え』
私が予想していた反応とは全く違い、カルマは目を見開いてる。
………と同時に、スマホを持っていた手が若干下に落ちた。
『………………取ったァ!!!!!』
「あ」
私は思いっきりジャンプし、カルマの手からスマホを力ずくでぶん取った。
当然そのまま動画は削除。
『っふぅ………よし、帰ろうじゃないか』
「ちょっと待て」
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葵(プロフ) - 霞折さん» わー、ありがとうございます！！返信遅くなって申し訳ない！！イラストは有り難く拝ませｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ 載せさせて頂きますね！！ (2017年7月6日 7時) (
レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
霞折(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/kyuusann2/ 描かせていただきました！ (2017年7月4日 14時) (レス) id: 05e6506d61 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 霞折さん» 素敵な感想ありがとうございます！わざわざイラストまで恐縮です……！(歓喜) まだまだ続いているので読むのも大変かと思いますが……これからも今作品共々よろしくお願いします！ (2017年7月2日 20時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
霞折(プロフ) - ちょくちょく入る官能的なシーンがもう最高です…ちょっと時間がある時に主人公ちゃん描きたいと思います好き……最高の作品をありがとうございます！ (2017年7月2日 15時) (レス) id: 05e6506d61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - あ、ごめん。名前ミスりました！ (2016年12月31日 22時) (レス) id: fd9cf3b3b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2015年10月16日 18時
