舞台 ページ13
火曜日の今日は、学校には行かず一日中家でゴロゴロしていた。
漫画を読んだり映画を見たり、家の中は素晴らしすぎる。天国かよ
のり塩のポテチを食べながら漫画を読んでいると、スマホから着信音がなった。
「もしもし？」
眠そうにあくびをしながら電話越しの相手に話しかけた。
けれども返事は返ってこなくて、その代わりに乱れた息が聞こえる。
「おーい？小夜？聞こえてるー？」
何度問いかけても返事は返ってこなくて流石に心配になってくる。
なんかあったのかなと思っていると
小夜「…や、やばい、Aちょっと力貸してくんない？」
余裕のない焦った声が電話越しに聞こえてきた。
「は？今どこいんの」
私はすぐ電話をスピーカーにして、部屋着から動きやすいラフな格好に着替える。
小夜「烏野公園っ！！」
やば、もう見つかった、とぼそっと言った後に走る音が聞こえてきた。
「わかった。直ぐ行くからそれまでへばんなよ」
小夜「当たり前っ！と言いたいけどこっちも体力の限界が近いからなるべく早くね！」
わかったよと返事を返してから電話を切った。
最初乱れた呼吸しか聞こえなかったけど、思ったより元気そうで安心した。
それから急いでウエストポーチの中に喧嘩で使う
走るのとか汗かくの嫌いだけど、早く来てという要望に応えるために例の公園まで走った。
「…うっわ、」
烏野公園に着くと、私達不良の中で最近注目を集めているグループが小夜と殴り合いをしていた。
1対15は卑怯じゃん。と気分は最悪だった。
でも久しぶりの喧嘩だから少し楽しみってこともあって、少し乱れた息を整えて軽くストレッチをしながら、今の状況で楽に勝てる方法を考える。
まず最初に相手グループにバレない様に自分の存在を空気にして、1番弱そうなやつから潰していってどんどんボスに恐怖を与えてから潰す。
うん。我ながら良い作戦！
「少しは手応えあるといいけど笑」
「どうやって潰れるのか楽しみすぎる」
スポットライトが当たっているかの様に、月の光が私たちを照らした。
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さくみ(プロフ) - おかかのおにぎりさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます！春頃の県民大会なんですね！ご指摘ありがとうございます！直してきます。本当にありがとうございます！ (2020年3月13日 3時) (
レス) id: 8ec2e6d345 (このIDを非表示/違反報告)
おかかのおにぎり(プロフ) - さくみさんいつも楽しみに見させてもらってます！！潔子さん好きの私にはサイコーです！！一応補足させて頂きますが、東峰さんが伊達工に捕まりまくったのは、春頃の県民大会であって、春高とは恐らく別物かな、と。上からに思えたらすみません！続編も応援してます！ (2020年3月12日 8時) (レス) id: 64b2331bfd (このIDを非表示/違反報告)
さくみ(プロフ) - みおさん» ありがとうございます！潔子さんの話あまりないですよね、私もそう思います！！更新頑張りますね！ (2020年2月20日 6時) (レス) id: 7862236ae4 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 清子さんの話ってあんまりなくて見つけてすごい嬉しかったです！！これからどうなっていくのか楽しみです！更新頑張ってください〜待ってます！ (2020年2月20日 0時) (レス) id: 68de5461dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくみ | 作成日時：2020年2月16日 8時
