#03 ページ4
長かった授業も終わり、
ようやく昼休み。
さっきの派手派手グループは私をお昼に誘ってくれたけど、
保健室に行かないといけないし、
"あの約束"もあるからやんわりお断りした。
nqrseが私のことをじっと見つめてるのを確認してから、
私は保健室に向かった。
「あら、いらっしゃい。」
保健室の先生とは転学前からの知り合い。
色々と書類やら準備やらが必要だったし、
ずっと話してたら仲良くなった。
貴『やっほ〜』
そう打って、
先生に見せようと携帯を差し出そうとした時だった。
「……っごめ俺やっぱ行くわ！！」
「あんた今頭痛で来たとこでしょ！」
目の前に現れたのは、
またしても見なれた顔。
頭痛(仮病)で授業サボるのは変わんないね。
…にしても、だいぶ色っぽくなったなぁ。
すっかり男の人だ。
＿＿＿＿luzくん。
l「……っ！？
えっ、なっ…うそ、A……？」
貴「……！」
奥のベッドから飛び出してきた彼は、
私の顔を見るなり目をまん丸にして固まった。
綺麗な顔が台無しだ。
私が慌てて笑ってみせると、
luzくんは私に抱きついてきた。
l「A！！
え、Aやんな？なんで……？
連絡くらいくれてもいいやんか！このバカ！
……ってえ？なんで何も喋ってくれんの？」
「ほらもー、落ち着きなさいよ。
お友達？2人でお話したら？
あ、Aちゃんこれね。」
先生がluzくんを引き剥がして私に書類を手渡す。
私はそれを受け取って頭を下げた。
その後、困惑してるluzくんに、
笑いかけて保健室を出た。
もちろん、nqrseの時と同様、
スカートに付けていた「アレ」を見せて。
さて。
屋上でいいかな。
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えりか(プロフ) - 面白くて、何度も読んでます！（読むたびに感動して泣いてる）更新頑張ってください！ (2021年8月8日 6時) (
レス) id: 6c8d491a92 (このIDを非表示/違反報告)
白猫 - すごく面白くて1番初めからぜんぶ呼んじゃいました！とっても大好きです。更新頑張ってください。 (2021年3月13日 15時) (レス) id: 27e2f649fa (このIDを非表示/違反報告)
藍樂(プロフ) - しおりさん» わー！ありがとうございます！頑張ります！ (2020年9月15日 11時) (レス) id: 90166bfc72 (このIDを非表示/違反報告)
藍樂(プロフ) - 黒兎さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年9月15日 11時) (レス) id: 90166bfc72 (このIDを非表示/違反報告)
藍樂(プロフ) - False.さん» ありがとうございます！！ハッピーバースデー！！ (2020年9月15日 11時) (レス) id: 90166bfc72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんとわねっと | 作成日時：2019年2月10日 22時
