裏切られた女の子は新しい感情を知りました。【あんスタ】【東方】

恋、かぁ… ページ6

結菜と家に帰ったら、


結菜「今日は疲れたからもう寝る…」


『ん、おやすみ』


という事で、もう結菜は寝た。
ちなみに9時半です。


『恋、ねぇ…』


課題を終わらせた後、ぼんやりと考えていた。
恋なんて、したいと思ってできるわけじゃない。
前、アリスとかが言ってたな。


『んー、恋なんて感情、一生の内に分かるかな？』


むー、と考えてたら、一瞬、一瞬だけ、誰かが思い浮かんだ。


男子で、最近仲がいい誰か。
思い出そうとしても思い出せない。


『むー、むー？？？』


そういう気持ちになると何か嫌なんだよねー。
スッキリしたいんだけど…


『…はぁ。思い出せない。』


本当に誰か分かんない。
寝たらスッキリするかもと思い、寝ることにした。



〜夢の中〜


『ん？何、この格好？あ、何か結菜が言ってた、
ウエディングドレス…だっけか？』


？？「A」


『え？何＿＿＿！？』


急に抱きしめられた。
誰か分かんなくて怖いはずなのに、何故か凄い安心する。
むしろ、もっとやって欲しいと思っている。


？？「俺のお嫁さんになってくれてありがとう。
ずっと愛してるからね。」


『…うん、私もだよ。』


そんな言葉がするりと出た。
いつもは言わないのに。


本当に誰なんだ？
でも幸せ。



〜夢の中終了〜


『……誰だったんだろ…』


結菜「何が？」


『あ、おはよう。
あのね、夢の中で私がウエディングドレス着てて、誰かと抱き合ってたの。
その誰かが分かんなくてさぁ…』


結菜「…それ、予知夢かもね。」


『よちむ？』


結菜「将来、本当に起こる事が夢に出ること。
だから、もしかしたらその人はAの将来の旦那さんかもね。」


『旦那さん、ねぇ…』


実感は無かった。
私が恋をするかも分からなかったから。
でも、私は気づいてなかった。









その夢に出てきた人が、あんなに身近にいたなんて。

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