第110話…悪くない ページ10
A視点
ﾐｶ「ハァ…ハァ…」
回復ポージョンの数も限られてるし…思った以上にキツイな…
ﾕｲ「『…………っ！解析完了しました！！パパたちをレベルアップです！』」
いきなり空からユイちゃんの声が聞こえたと思ったら私たちの体が光だした
ﾐｶ「……っ！」
光が収まり目を開けると目の前には見慣れたシルフの姿をしたアレンが立っていた
ﾐｶ「えっ！？その姿…」
ｱﾚﾝ「ミカヅキだって…」
そう言われて自分の姿を見るとウンディーネの服を着ていた
ﾐｶ「どう言うこと！？ユイちゃんが何かしたの？」
ｱﾚﾝ「どうやったのか知らないが…ありがたいな！」
しかしよく見るとアレンの剣だけは先程スカイと言うアレンの親友が持っていた剣だった｡きっとユイちゃんが気を利かせてくれたんだろう
ﾐｶ「一気に行くよ！」
ｱﾚﾝ「あぁ！」
剣を構え敵を投げては斬ってと戦い続けた
ｱﾚﾝ「スイッチ！ミカヅキ！」
ﾐｶ「了解っ！」
私たちの周りにいた最後の敵に《シューティング・スター》を決めた
ﾐｶ「こっちは終わったね…キリトたちのとこ行こう！」
ｱﾚﾝ「あっちの方はまだいるからな…ん？」
キリトたちが戦っているのを遠目に見ているとその奥からモンスターたちがわんさか増えてきた
ﾐｶ「………うん」
ｱﾚﾝ「……一言でいいから言わせろ」
ﾐｶ&ｱﾚﾝ「ふざけんなーーーーーっ！！！」
大声で叫んだ私たちは悪くない
ﾐｶ「キリトたちはそのまま戦って！私たちはモンスターの相手をする」
ｷﾘﾄ「気をつけろ！もしかするとボスも出てくる可能性あるからな！」
ﾐｶ「そんときは絶叫よ引くほど叫んでやる！！！」
私とアレンは翅を出してモンスターの方に飛んだ
ｱﾚﾝ「モンスターの数も多いな…」
ﾐｶ「さらにリポップする可能性あり…泣くしかない…」
この状況で泣かずしていつ泣く…………もちろん悲しい時に泣くんだよ！！ついでに嬉しくても涙は出るんだよ！！←情緒不安定
ｱﾚﾝ「………で？どう料理しましょうか？」
ﾐｶ「モンスターの調理法なんて……斬り刻む以外あります？」
今めちゃくちゃいい笑顔で言った自信あるよ私
ｱﾚﾝ「ないね」
ﾐｶ「ですよね〜」
きっと私たちの顔は今までにないぐらい悪い顔をしてるだろう…
ﾐｶ「さて…調理の時間よ！」
ｱﾚﾝ「あぁ！」
．
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2021年5月20日 22時
