デスゲームの生還者は暗殺者になる【暗殺教室】&【SAO】3 (ページ11)

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第111話…仲間に… ページ11

現実世界視点

渚「2人ともカルマくんが悪いこと考えてる時の顔してる…」

「「確かにそっくり」」

業「ねぇ、ユイちゃん」

カルマも画面に映る2人と同じぐらい悪い顔でAのスマホ2号と通話中のユイに話しかけた

ﾕｲ「なんでしょうか？」
業「みんなのアバターを変えれたってことはあのゲームを作り替えられるってこと？」

その質問にユイは少し考えてから答える

ﾕｲ「全部…とまではいきませんがパパたち…Aさんたちが現在使用しているアバターの変換｡後はAIプレイヤーとモンスターの行動を一時的に止めるなどのことはできますが…解析に時間がかかると思います」

それを聞いたカルマは少し考え口を開く

業「行動を一時的に止めるんじゃなくて消すことはできないの？」
ﾕｲ「解析を進めればできると思います｡でもロックが厳重で今日中に終わるかどうかは…」

その言葉にE組は頭を悩ませる

［では…逆に仲間にすることは出来なんですか？NPCを連れてクエスストをクリアするというのはたくさんあるとAさんから聞きました］
ﾕｲ「仲間に…………」

ユイは黙り込みなにかを調べていた

ﾕｲ「……………っ！できるかもしれません！モンスターは無理ですがプレイヤーAIのIDを回収…元に乗っ取り自由にさせることが！」
前「マジか！！」

なんとか突破口が見えてきたが他にも問題点が出てきた

ﾕｲ「しかし…律さんと協力しても全部のIDの回収はほぼ不可能…さらに凶悪な殺人集団の元メンバーも少なからずいます…」
業「どれが大丈夫とかわかんないの？」
ﾕｲ「わかるにはわかるんですが…その…」

口ごもるユイにE組は首を傾げる

ﾕｲ「あのデスゲームで亡くなったプレイヤーのほとんどは序盤でゲームオーバーになった方で…装備やステータスが初期状態…逆に凶悪な殺人団の元メンバーは攻略組であるAさんたちと互角に戦える高レベルなプレイヤーなんです…」

驚くE組にユイは続けて言う

ﾕｲ「アレンさん…睡蓮さんの親友であるスカイさんみたく中レベルのプレイヤーも少なからずいますがそのほとんどはモンスターにでなくPK集団あるいはレッドプレイヤーに倒された人たちで…もし先程のスカイさんみたくAI以上の感情や記憶があるとするならトラウマがあってもおかしくありません｡今は無理やり戦わされている状態なんで普通に見えますがおそらく自由になった途端逃げ出す方もいるでしょう」

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