第102話…なんで？ ページ2
蓮視点
ｷﾘﾄ「ユイからアレンがミカヅキを助けるためにSAOに行ったって聞いた時はまじでビックリしたんだからな」
ｴｷﾞﾙ「まったくだ」
ﾘｽﾞ「本当…キリトとミカヅキは何かと事件に巻き込まれやすいから困っちゃうわ〜」
リズがそういうとキリトとミカヅキは顔を顰めながら目を泳がせていた
ｼﾘｶ「そういえばミカヅキさんに手紙を送った人って誰なんでしょうね？」
ｸﾗｲﾝ「『イッツ・ショウタイム』って書かれてたんならラフコフの連中だろうな｡あれはリーダーだったプーの言葉だし…」
俺も最初はそう思ってたけど…考えれば考えるほどおかしいんだよな…
ｱﾚﾝ「もし手紙を送ったやつラフコフのメンバーだったとしたらなんでミカヅキに手紙を送ったのかって話だ」
ｱｽﾅ「そうね…ラフコフだけでなくレッドプレイヤーの仕業としてなんでミカヅキにだけ手紙が来たのか…」
その言葉にミカヅキは驚いた顔をする
ﾐｶ「え？みんな手紙来てないの？」
ｱﾚﾝ「お前のメールが届いてから全力で帰ってポストを見たけど何もなかった｡もちろん母親にも俺宛の手紙がなかったか聞いたけど届いてないって」
ｷﾘﾄ「俺も届いてなかった」
どうやらミカヅキ以外全員手紙を受け取ってないようだ
ﾐｶ「なんで…」
ｱﾚﾝ「もしプーの仕業だとしたら手紙が届くのはミカヅキじゃなくてキリトの方だろうな｡アイツ妙にキリトに付き纏ってたから…」
俺の言葉にキリト以外の攻略組が頷く
ｷﾘﾄ「否定してくれよ！！」
ｱｽﾅ「他のラフコフメンバーだとしても狙ってくるならミカヅキじゃなくてキリトくんの方に行くと思うのに…」
ﾐｶ「でも…あの言葉を使ってるのは………あっ…」
ミカヅキは何か思い出したのか声を出した
ｱﾚﾝ「ミカヅキ？心当たりあるのか？」
ﾐｶ「まさか…ううん…そんなはず…」
明らかに動揺するミカヅキに俺たちは顔を見合わせた
ﾐｶ「手紙の送り主って…紫月？」
ｱﾚﾝ「は？紫月って…お前の弟だろ？」
ミカヅキは顎に手を当て考え込んだ
ﾐｶ「最後の言葉に気を取られてたけど…手紙の内容を思い出してみて」
ｱﾚﾝ「確か…『まだあの時の想いは終わっていない｡終わらせない｡だが終わらせたいのなら俺を止めてみろ｡あの世界で待っているぞA｡イッツ・ショウタイム』…どこもおかしいところなんてない………あっ！」
俺も気付き声をあげる
．
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2021年5月20日 22時
