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「定春ー、こっち来るアルヨー!!あははー!Aも一緒に遊ぼうヨ!」
「いやー、遠慮しとくよー!」
楽しそうに駆け回る神楽ちゃんをものすっごい勢いで追いかける幸彦
それをベンチからぐったりと見届ける私たち
「あー、すっかり懐いちゃって微笑ましい限りだねぇ新八くん」
「そーっすねぇ、女の子にはやっぱりでかい犬が似合いますよ。ねぇAさん」
「デカい犬って、あんだけでかい犬じゃ例がないっての……で。どうして私まで幸彦の里親探さないとなんないんですか!」
「Aさん定春です。さしか合ってないっすよ」
ドドドドドドドドドドド
走っていく幸彦…じゃなくて、定春たちの後ろに砂埃が舞っていく
「「「ゴホッゴホッ!ウェッホ!!」」」
私は万事屋達に連れ出され、一緒に里親を探さないといけなくなってしまった
お妙ちゃんに助けを求めたが、「それが終わるまで家に入れませんからね」とだけ言われて中に入っていってしまった。
扱いが雑すぎて泣きそうです。いいのか、二十五歳が声あげて泣いても!!相当キツイぞ!!
「僕らにはなんで懐かないんだろうか…」
「なんとか捨てようとしてるのが、野生の勘で分かるんですよきっと」
「私の場合はあれだね、猫派のオーラが出ちゃってるんだ」
「んだよそのオーラ…なんであいつには懐くんだろうなAちゃんよ」
「そりゃ心が通じあってるからに決まってるからですよ。ねぇ?新八くん」
「懐いてませんよAさん」
新八くんの視線を辿ると定春に牙を剥き出しにして襲われそうなのにも関わらず、笑顔でそれを片手で受け止める神楽ちゃんがいた
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銀魂信者 - iPhone12Proの人さん» うわぁぁ〜!そのようなこと言って頂けてとっても嬉しいです!!これからも更新頑張ります! (1月6日 19時) (レス) id: 459e0cdf8f (このIDを非表示/違反報告)
iPhone12Proの人(プロフ) - 初コメ失礼します‼︎銀魂の夢小説が最近見つからず困っていた時に貴方の作品を見つけてから更新をいつも楽しみにしています。これからも頑張ってください‼︎ (1月6日 19時) (レス) @page38 id: 7d12eaca53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:銀魂信者 | 作成日時:2022年4月24日 12時