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あれから銀髪の侍の件は決着が着いたのだが、Aが全く見つからない。
仕事を除き、夜になっても帰ってこないというのは初めての事だった。だからこそ、皆落ち着いてはいられなかった。
「どこ行っちまったんだアイツ……」
「街の道はほとんど探しやした。宿泊施設にも片っ端から電話かけて調べやしたが、Aさんに一致する特徴のやつは見つかりせんでしたぜィ」
街中探し回ったが、Aは見つからなかった
一体どこにいるのかと真選組は頭を悩ませている
「じ、実はもう他に男作っちゃってて…そいつの家にいたりしないよね…しないよねぇ!!やだよそんなの!!Aーーー!戻ってきてくれぇぇ!!!」
不安によって荒れ出す近藤
「Aのことだ、それはねぇよ。それにあいつももう二十五だ。子供じゃねぇんだ、どうせどっかで飲み潰れてんだろ……」
「土方さん、ライター反対ですぜ」
「ほんとだ…通りで何回やっても付かねぇわけだ…」
土方はライターのそこをずっと弾いていたようだ
何やってんでィ土方、沖田はそう呟くとお茶の入った湯呑みを傾けた
「そういう総悟こそ、茶ァ全部溢れてるぞ」
「はい?………あっっつ!!」
「お前こそ何やってんだよ」
どうやら口まで届いていなかったようだ
一見普通に振舞っている二人だが、内心動揺している
結局全員Aのことが心配らしい
何だかんだで愛されているAだった
羨ましいぞコノヤロー
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銀魂信者 - iPhone12Proの人さん» うわぁぁ〜!そのようなこと言って頂けてとっても嬉しいです!!これからも更新頑張ります! (1月6日 19時) (レス) id: 459e0cdf8f (このIDを非表示/違反報告)
iPhone12Proの人(プロフ) - 初コメ失礼します‼︎銀魂の夢小説が最近見つからず困っていた時に貴方の作品を見つけてから更新をいつも楽しみにしています。これからも頑張ってください‼︎ (1月6日 19時) (レス) @page38 id: 7d12eaca53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:銀魂信者 | 作成日時:2022年4月24日 12時