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副長室で、近藤局長を除くあの場にいた隊士達が集まっていた



「それじゃあいいんですね…」


「どうせ止めたってやるんだろうが」


「安心してください副長、必ず見つけ出しますから!」

「よぉーし、行くぞぉ!」




「ちょっと待てお前ら、一旦そこに直れ」



土方は今にも飛び出していきそうな隊士達を引き止めた



「何ですか副長!急ぎなんですよ!」




土方はひと呼吸おいてから隊士達に投げかけた


「お前ら、Aとなんかあったのか」


「「「あ」」」



皆気まずそうな顔をしている



「その様子じゃ、あったようだな。」




「そういや、今日はAさんを一度も見てやせんねェ。どこ行ったんでさァあの人は」


「確かに、局長のことで忘れてたけど姿見てねぇな…」


「姐さん、まだ怒ってんのかなぁ…」



今度はAを話題の中心として騒ぎ出す




「これを見ろォ」


そう言って土方はあの置き手紙を目の前に差し出す




「え!家出!?」

「マジかよ!あの人がここで唯一の女の人だったのに!!」

「これじゃ此処がもっとむさ苦しくなるじゃないすかぁ!!」



此処にはもう彼女が居ないことを知り、ショックを受ける者たち



「ご丁寧に期間まで綴りやがって……おい誰だぁ、Aに追い討ちかけた奴。」





「一体誰だィ、Aさんにそんな事した奴…俺ゃ許せねぇでさァ」


「お前だ総悟、お前だけ名前付きだぞ!」


「チッ…Aの奴、いらないことを…」



またもや騒がしくなる副長室
……何回騒ぐんだ此奴ら




「ってことでこっからが本題だ…銀髪の侍の件に加え、うちの総長であるAを連れて帰ってこい」



「「「はい!」」」




隊士達が出ていき、静かになる副長室


「………(分かってねぇな、近藤さんをやったやった相手がお前ら如きにでも潰せると思ってんのか………それよりも問題なのは、Aだな)」

と、土方は心の中で呟いていた

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設定タグ:銀魂 , 真選組 , ギャグ   
作品ジャンル:ギャグ
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銀魂信者 - iPhone12Proの人さん» うわぁぁ〜!そのようなこと言って頂けてとっても嬉しいです!!これからも更新頑張ります! (1月6日 19時) (レス) id: 459e0cdf8f (このIDを非表示/違反報告)
iPhone12Proの人(プロフ) - 初コメ失礼します‼︎銀魂の夢小説が最近見つからず困っていた時に貴方の作品を見つけてから更新をいつも楽しみにしています。これからも頑張ってください‼︎ (1月6日 19時) (レス) @page38 id: 7d12eaca53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀魂信者 | 作成日時:2022年4月24日 12時

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